その6) 「最初の質問」ひとつで、「結果」はまるで違うものになるのです。

 

「相談に来る事」が 当然だと思っている方がいます。 

 悩みや相談があるのなら 「当然」 と。 

 

 

そこは、勘違いをしてはいけません。 

 

 

「相談に来ないこと」こそ  「当然」なのです。 

 

 

相談支援業務についていると 誰もが感じることが あります。 

 

それは   「支援の必要な人ほど 支援を求めない」 ことです。 

 

そこで、 「なんで 相談に来ないんだろう、不思議だ」 と思っては駄目なのです。 

 

 

相談にいらした方がいると 

 「なぜ 相談に いらっしゃったのだろうか?」 

 

「なぜ 私のところに 相談にいらっしゃったのだろうか?」 

 

そうした視点が 必要なのです。 

 

自分のもとに相談に来てくれたことは 実は 「奇跡」なのです。 

 

 

相談できる場所は、たくさんある中で 

自分のところに来てくれたのです。 

 

 

 

「相談に来る事が当然だ」と思っている方は 

 

「相手の悩みごと」に目をむけて 話を進めていきます。 

 

 

でも 

「相談に来てくれたことが奇跡だ」と思っている方は

 

「なぜ相談に来てくれたのか」 その理由に目を向けて 自分に期待されていることを

 

考えるのです。

 

この2つ、 同じように見えても 結果は まるで違ったものになるのです。

 

 

相談ごとをお伺いする前に

 

「どうして 私のところに ご相談に行こうと 思って頂けたのでしょうか?」

 

この一言を質問するだけで

 

 

自分自身が 何を期待され、 何を したら いいのか

おのずと分かってくるのです。  (げんき) 

 

 


≪問題解決力がアップするポイント その6≫

 

「相談に来てくれてありがとう」  

あなたは 「相談に来てくれたこと」を 感謝していますか? (げんき)