その11) 「引き出しの数」が大事なのです。

 

ソーシャルワークには、「引き出し」の数が大事です。 

 

そう伝えると 

 

「はい。私は沢山の機関を知ってますし、色々な情報を知ってますよ」 

 

そう、返事が返ってくることが多いです。 

 

 

「引き出しの数」 

 

実は 「情報量」では ないのです。 

 

 

10年前と違い 今は ありとあらゆる「情報」は 一瞬で調べることが可能です。 

 

今は 「情報を持つこと」よりも そこにアクセスする「方法」を知っていれば 

 

いくらでも手に入るからです。 

 

 

 

本当に必要な 「引き出しの数」 

 

 

それは 「自分への問いかけ」の数 なのです。 

 

 「相手への問いかけ」ではありません。 

 

相手への問いかけは 

●きっと こう考えているのではないだろうか? 

●おそらく こうしたいのだろうか? 

 

というものです。  

 

それ自体は「利用者の視点」に立つという点から見ると 間違いではありません。 

 

 

「利用者」の視点ばかりを考えていると

 一見 利用者の側に立っているように 自分自身は捉えがちですが、

実は 本当は 真逆の場合が多いのです。

 

 

それは 「利用者のことを考えている」  自分自身の「思い込み」や「考え方」に気づいて

いない場合がとても多くみられるからです。

 

 

「自分への問いかけ」というのは

●今、こう自分が考えているのは、いったいなぜだろうか?

●なぜ、こうしてあげたいと思ったのだろうか?

 

そうした「自分への問いかけ」の数が 多ければ多いほど

自分目線を取り除くことができるのです。

 

 

人を支援するということは 「自分をいかに消せるか」にかかっています。

 

これは ケースの数をこなせばこなすほど 持たなければならない 大切な視点なのです。 (げんき)

 

 

 

 

 ≪問題解決力がアップするポイント その11≫

「相手を知ること」よりも「自分を知ること」に意識を向けることの方が、

もっとも「相手のため」になるのです。(げんき)