その14)  経験が少なくても 「相談援助」は できるのです。

 

ベテランの先生方が保護者に対して アドバイスや言葉がけをしている姿を見ると 

 

新任の先生方は、きっと 感じるかもしれません。 

 

「私は 経験が少ないので きっと 相談も助言も まだできない」  

 

 

経験が少ないので やはり自信が持てないのは 仕方がないかもしれません。 

 

 

でも 

 

 

「相談援助」は 経験の少ない 新任の先生にでも もちろん できるのです。 

 

というよりも  

 

是非 「相談援助」をやって ほしいと思います。 

 

 

ある新任の先生が 保護者から相談を受けていました。 

 

その時の言葉と応対に とても感動した記憶があります。 

 

 

 

「お母さん、わかりました。 私はまだ経験が少ないので そのことについて詳しくないので 

 

調べてきますね。明日 また お知らせします。一緒に考えましょうね。」 

 

 

その時の保護者の方の安心した姿が とても印象に残りました。 

 

保護者の方は、その先生よりも 少し年齢は上です。 

 

もしかしたら、 その先生よりも 色々な情報を知っているかもしれません。 

 

 

 

 

それでも その新任の先生の一生懸命  相談に応えようとする姿に胸を打たれたのでしょう。

 

とても 温かな表情で 先生にお礼を伝えていました。

 

 

人は 「情報」で 心が動かされたり、感動したり、涙を流したりすることはありません。

 

 

人が 感動するのは すべて 「人の想い」なのです。

 

 

相談援助に 一番 大切なもの。

 

 

それは 「人への想い」なのです。

 

 

「人への想い」に 年齢や経験は 関係ないのです。  (げんき)

 

 

 


 ≪問題解決力がアップするポイント その14≫

「人への想い」を常に持ち続けることは難しいものです。

だからこそ 毎日 自分に問いかけてみる姿勢が必要なのです。(げんき)