その104) やり方ではなく、「続け方」を教えてあげるのが研修です。

 

 

明日から しばらく研修なので その準備を行っています。 

 

 

 

「研修」 

 

みなさんは、「研修」と聞くと どんなイメージをお持ちですか? 

 

 

おそらく 今までも沢山の研修を受講されたのではないでしょうか? 

 

 

 

「研修は、知識を学ぶものじゃないんですか??」 

 

 

一般的な研修は もちろん 「知識を学ぶ」がメインだと思います。 

 

 

 

 

僕がやっている研修は 

 

「知識」を教える研修では ありません。 

 

 

「えっつ??」 

 

 

 

もちろん 「知識」については 触れます。 

 

いや、知識というよりも ノウハウなので『知恵』なのかもしれません。 

 

でも それを「教えること」がメインではないのです。 

 

 

 

僕も 今まで 沢山の研修を受けてきました。 

 

「あーこの研修はためになった!」  そんな研修は沢山ありました。 

 

ノートやメモもしっかり取りました。 

 

研修からの帰り道では まだ 研修で学んだことが 熱くこころに残っています。 

 

 

 

でも 帰ってテレビをみました。 すると なんだか 先ほどの熱い想いが 若干どこかへ。 

 

夜、しっかり寝て 翌日 起きると 昨日の高まるモチベーションもどこかへ。 

 

 

1週間もすれば 研修自体が もう何年も前の話のように思えます。 

 

結局 学んだことは ノートと記憶の片隅に埋もれてしまった まま です。 

 

 

僕は いつも こんな感じだったので 反省しました。 

 

 

そして 自分が「研修」させて頂く立場になって  その反省から自分なりのやり方を作りました。 

 

 

 

「研修」 

 

それは 「知識」を教えるのではなく 「仕組み」を作ってあげること です。 

 

 

やり方を教えるのではなく、「続け方」を教えてあげることです。 

 

 

「研修」の後 翌日には  受講した方の生活の中に「仕組み」が組み込まれて 

 

回り始めている。 

 

 

そのための いわば 『インストールの時間』を 僕は「研修」と呼んでいます。

 

 

 

パソコンのどんな「ソフト」を買ってきても、 スマートフォンの「アプリ」だってそうです。

 

それを持っていたところで 使うことはできないのです。

 

 

必ず 「インストール」しなければ すぐには 使えないのです。

 

 

研修で「知識」を学ぶとは ソフトを買ってきた段階です。

 

使うためには 生活の中に、自分の中に 「インストール」する必要があるのです。

 

 

でも

 

相手に「きっとインストールしてくれるだろう」

 

そう期待するだけでは うまくいかない場合の方が多いので、

 

「研修」という場と時間を使って、その場で 「インストール」してあげるのです。

 

 

そうすれば 終わったと同時に すでに「使える状態」になっているのです。

 

 

僕は 少なくとも 自分の作る「研修」は これでいこうと思っています。

 

 

ガンガン 僕がインストールした「ソフト」や「アプリ」を使ってくださいね。(げんき)

 

 

 

(しばらく研修のため、次回の更新は 3月4日(月)となります。)


 

 

 

 


 

3日間、連続で研修ですが、対象者も内容も全く違うものなので、

毎日がとても新鮮です。(げんき)