その105) どこか一つでも 相手と似ていれば 「親近感」を感じるものです。

 

 

はじめて会う誰かと 話す時 

 

 

 

それも たまたま 2人きりで話す時などは 特にそうですが、 

 

無意識のうちに やろうとすることが あります。 

 

 

それは 

 

「共通点を探すこと」 です。 

 

 

 

ご出身はどこですか? 

 

今回、このセミナーは はじめてですか? 

 

何年生まれですか? 

 

ここまでは、JRですか? 車ですか? 

 

 

質問の内容は 様々ですが、 

 

やろうとしていることは 

 

たった一つ。 

 

「相手との共通点を探す」ことです。 

 

 

 

 

人は なぜ 共通点を探そうとするのか? 

 

 

 

もちろん、会話が弾まなければ なんだか 居心地が悪い・・・ 

 

そうした理由もあるのかもしれませんが、 

 

 

本当の理由は 

 

人は 「自分と似ている人が 好き」だから なのです。 

 

 

 

どこか 少しでも似ている部分や同じものがあると 

 

とても安心します。 

 

そして 相手との壁が低くなったり、距離が縮まることで 

 

互いに好感を持つことができるのです。 

 

 

 

それは 実は大切な意味を含んでいます。 

 

 

 

人は 「相手の事を好きになろうとする存在」 なのです。

 

誰でも こころの中に 「相手を好きになろう」という想いを必ず持っているのです。

 

 

 

絶対 この人とうまくいかない。

 

絶対 何を言ってもわかるわけがない。

 

もし、目の前にそうした相手がいたとしたら

 

 

それは 相手だけのせいではないのかもしれません。

 

 

 

 

人は無意識のうちに 相手と同じものを探そうとする存在です。

 

相手との共通点を探し、それを表現してしまうのです。

 

それは 無意識のうちに見つけた「共通点」なのかもしれません。

 

 

 

もし 相手にそう感じたのなら

積極的に 自分と同じ 「いい部分」を見つけるようにしましょう。

 

そうすれば きっと 相手も同じように 似ている部分を探しはじめます。(げんき)

 

 

 


 ≪問題解決力がアップするポイント その105≫

人は、自分と全く共通点がなく、似ている部分が一つもない人に好感は持てないようです。

一見、共通点がないように思えたら、共通点を探すのは、やはり自然な行動です。

仮に共通点が見つからなくても、見つけてくれようとする想いは、相手に届くものです。(げんき)