保育相談支援や保育ソーシャルワークの研修の時だけでなく
事前に、ご担当の先生と打合せをする中で
「保育ソーシャルワークって そもそも どういうものなのでしょうか?」
そうしたご質問を 多く頂きます。
「保育ソーシャルワーク」の定義
僕は そこに あまりこだわりを 持っていません。
確かに 最初の「枠組み」というのは 大切です。
これだという「定義」を決めた方が わかりやすいかもしれません。
でも 大切なのは
こちらが どう捉えるか ではなく
相手が どう感じるか なのです。
保育相談支援も保育ソーシャルワークも
目の前に相手がいるのです。
その人が 何を感じるか
それが 一番 大事だからです。
保育ソーシャルワークが伝えなければならないもの
それは
「子育ては 一人で やる必要はないんですよ」
「子育てを 一人で 抱え込まなくていいんですよ」
ということです。
子育ては あなた一人の責任ではなく
社会全体でやるものだから どんどん相談して 助けを求めてくださいね。
それが 保育ソーシャルワークや保育相談支援が
相手に 伝えるもの なのです。
目の前の人に
「一人でやるのではなく、社会との関係性を持ってもらうこと」
それを伝えるのが
保育相談支援であり、保育ソーシャルワークなのです。
ソーシャルワークというと
すぐに 「つなぐ」のような 発想になりがちですが、
本当に大切なものは もっと もっと深く
温かいものなのです。
「何も心配しなくていいよ」の一言
そして 笑顔
これが 保育相談支援であり、保育ソーシャルワークなのです。 (げんき)
何も難しく考える必要はありません。
「大丈夫、大丈夫。一緒に考えよっ」 それで十分です。
もし、必要なものがあるとすれば 相手への「想い」と笑顔だけです。
他に何か 必要ですか?(げんき)