その150) 「研修」には 3つの種類があります。

 

保育の研修やメンタルヘルスの研修に限らず

 

あらゆる「研修」は、 3つに分けることができます。

 

 

 

 

一つは、 「知識」を学ぶ研修  です。

 

これは 何か必要な情報を吸収するための 「頭」を使う研修 です。

 

 

二つ目は、「技術」を学ぶ研修  です。

 

これは、どちらかというと現場で実践的に使えるものを吸収するための研修です。

 

手、足、だけでなく、笑顔や言葉など、口や表情も使う 「身体」を使う研修です。

 

 

 

そして  もう一つの大切な研修

 

 

それは 

 

「意識」を変える研修です。

 

 

 

これは その仕事への「想い」や 人への「想い」という 仕事という領域を超えた

 

「生き方」にもつながる 重要な 「こころ」を磨く研修 です。

 

 

 

テーマや内容に関わらず  「研修」には この3つの種類があるのです。

 

 

 

 

どの研修も とても重要な「研修」です。

 

 

どの研修も なくてはならない「研修」なのです。

 

 

 

 

保育も教育も

 

そこには、共通のテーマがあります。

 

 

それは 「育てる」ということです。 

 

人を育てること。

 

それこそが 保育や教育 そのものです。

 

 

育てるための「知識」や「技術」は、誰もが同じ認識をもって取り組むことができます。

 

 

でも、「意識」だけは そろえる努力をしない限り

 

 

そろえることは できないのです。

 

 

全く違う「保育観」を持っていたり、保育者が、バラバラの「意識」を持っていては

 

 

やはり 「人を育てること」は難しいのです。

 

 

 

 

保育者の研修を年間で計画する場合

 

 

 

 

 

いかに 「意識を変える研修」を タイミングよく うまく組み込めるかが

 

実は大切なのです。

 

 

 

 

保育を教える前に 

 

 

人を作ることが 大切 なのです。   (げんき)

 


 

「意識」さえ そろっていたならば、仲間の働く姿から 「知識」や「知恵」、「技術」を

習得することは可能です。 しかし、 どんなに「知識」や「技術」があったとしても

「意識」がバラバラであったならば、その「知識」は時にトラブルの種になりうるのです。(げんき)