その152) 積極的に相談にのって支援をすることが「相談支援」ではないのです。

 

先日、メールを頂きました。

 

「はじめて、ブログを拝見させて頂きました。保育相談支援とは、相談支援とは何か

を調べて 辿り着きました。」

 

 

保育相談支援とは、「保育相談支援」の定義を調べて このブログをご覧頂くみなさんも

多いようです。 ありがとうございます。

 

 

 

保育相談支援の研修や保育ソーシャルワークの研修の会場でも

 

こうして、ブログや問合せで いらっしゃるみなさんも

 

ある共通の「認識」をお持ちのようです。

 

 

 

それは

 

「保護者の相談を こちらからも積極的に働きかけて お伺いし、

 

園で出来ることは 積極的に取組み、園で解決できないことは、積極的に関係機関と

 

連携し、保護者の問題解決に積極的に取り組むこと」

 

 

 

それが 保育現場での「相談支援」。

 

「保育相談支援」である という考え です。

 

 

 

「えっ そうじゃないんですか??」

 

そんな声も聞こえてきそうです。

 

 

僕は 「そうではない」 と考えています。

 

 

 

保護者やこどもたちが 置かれている状況は 様々です。

 

その中で、様々な問題や悩み、不安を抱えていらっしゃる保護者の方が

 

いらっしゃるのも事実です。

 

 

そこで、保育者として話を聞いて、それについての支援を行い、情報があれば

 

伝え、そして他機関につなぐことは 大切です。

 

それは、保育者として 当然行なうべきことだと 思っています。

 

 

 

「えっ!! じゃあ 同じじゃないですか??」

 

 

 

確かに 一見、 同じように見えますが、

 

実は 微妙に「向き合い方」が 違うのです。

 

 

 

それは 「積極的に」の捉え方の違いです。

 

 

 

「積極的に」 

 

何かないですか? と尋ねたり、  協力しますよ、手伝いますよと言うこと

 

ではないのです。

 

保護者の抱える問題を いち早く探して、問題や不安を0にすること

 

ではないのです。

 

 

この考えは 保育者が 「積極的に」  解決をするという考え方です。

 

 

これは 間逆なのです。

 

 

 

「積極的に解決する」のは、 他でもない 保護者の方です。

 

 

 

積極的に解決の努力をするのは、「保護者」なのです。

 

そのための支援やサポートが 「相談支援」です。

 

 

 

保育者の仕事は、 保護者が「積極的になる」ように 促すこと。

 

働きかけること なのです。

 

 

 

これが 「保育相談支援」の 核です。

 

 

 

だからこそ 保育相談支援には、「言葉がけ」が重要になるのです。

 

 

なぜなら、保護者に問題解決や不安の解消に

 

やる気になってもらう必要があるからです。

 

 

 

保育者が 保護者の抱える問題や不安を「積極的に解決すること」

 

 

これは 「保育相談支援」ではないのです。   (げんき)

 

 

 

秋以降になりますが、一度 皆さんが無料で読めるPDFのテキストを作って

配布したいと思っています。また、来年は、サイト上にも「動画」を使った講義的な

内容もアップしながら、もっと想いが伝えられたらと思っています。

年内に準備できたらと思います。(げんき)