その164) 「しばらく様子を見る」とは 何をみたらいいのですか?

 

「元気先生、 先生から  しばらく様子をみましょうと言われました。

 

しばらく様子を見るって  何を見たら いいのですか?」

 

 

保護者の方から ご質問を頂きました。

 

 

 

 

 

こどもたちのことだけでなく   大人でもそうですが、

 

何か 変わったことがあったり  問題があったり

 

心配なことや不安なことが あると

 

 

今すぐには 結論が出ないので

 

「しばらく 様子をみましょう」 になります。

 

 

ごくごく 普通に行なわれている光景です。

 

 

 

 

「しばらく様子を見ること」

 

一見  問題を先送りのようにも 見えますが

 

これは これで 重要な意味をもっています。

 

 

 

 

それは 「変化は少しずつ起こる」からです。

 

 

 

そのためには 時間が必要です。

 

そして、その気づかないような「小さな変化」が 見える形になるまでには

 

やはり 「しばらく様子」を見る必要があります。

 

 

 

 

では 何をみたら よいのか?

 

 

一つは  「小さな変化」 を見つけること です。

 

「しばらく」という時間を使いながら その問題の変化を見ていくことです。

 

 

 

でも もう一つ 見なければならないものが あります。

 

 

 

 

実は こちらの方が 大切なものです。

 

 

 

それは 「自分のこころの中の変化」 です。

 

 

 

 

「自分の思い」の変化を知ることです。

 

 

 

「この間までは、 問題が気になって不安で不安で仕方なかったけど

少し 冷静に考えてみると 本当は それは 大したことではなかったんだ。」

 

 

「この前は、感情的になってしまったけど、、、でも よく考えたら その通りよね、、」

 

 

「子どもの様子が気になって、障がいにしか見えなかったけど、本当は 私の見方に

思い込みがあったのかもしれない・・」

 

 

 

 

そうした 自分自身の「気持ちの変化」が 見つかります。

 

 

 

しばらく様子を見るときに 「見るもの」

 

それは 自分自身の「気持ちの変化」 なのです。

 

 

 

目の前の問題が解決するとは

 

自分の気持ちの変化が 起こすものだということに

 

きっと 気づくはずです。 (げんき)

 

 


出張続きの毎日で、久しぶりの更新になりました!

東北楽天 優勝おめでとうございます!良かったですね!

それと 毎日の楽しみ、元気の源だった「あまちゃん」も明日で最終回・・寂しくなるなあ・・(げんき)