保護者からの相談内容で やはり 一番多いもの。
それは 「できない」 に関する相談です。
こどもが 何かを 「できない」 や
自分自身が 何かを 「できない」
そうした 「できない」に関しての切実な相談が やはり多く
保育者も 自分なりの保育経験から 提案をされている姿を
よく お見かけします。
「できない」
もちろん その内容にもよりますが、
「できない」に関する相談には
基本的なアドバイス方法が あります。
「できない」と「できる」
どちらの方が 力が強いか
それは 「できる」の方です。
無意識の「できる」は、圧倒的に「できない」よりも強いものです。
「できない」に関しての相談は
この「できる」のちからを うまく利用します。
「できない」+「できる」を セットにするのです。
「できない行動」を「できる行動」と「セット」にしてしまうのです。
大人も 日常的によくやっています。
ダイエット中の場合なら
お風呂に入る前に 必ず体重計に乗る。
どうしても勉強しなければならないなら
通勤の列車で 必ず 資格試験の勉強をする。
いつも自然にやっている、毎日やっていることに
なにかを組み合わせて行動することは よくあることです。
それは「できること」と「できないこと」をセットにすることで
そのちからを うまく利用しているのです。
こどもたちの「できない」に関する相談も 同じです。
「できないこと」と「できること」を どれだけ 上手に組み合わせることができるか
その1点にかかっています。
「できない」を「できる」に組み合わせる
ハッピー・セットを いくつ作れるかで
こどもの「できる」は どんどん 増えていくものです。 (げんき)
「できない」を克服する方法は、「できること」にセットするだけでなく、
「できる時間」にセットすることも効果があります。自然に「できる」がやはり大切です。(げんき)