その189) PDCAサイクルは、「ガチャポン」ではなく 「風車」なのです。

 

 

最近、保育の中でも 「PDCA サイクル」 という言葉がよく見られます。

 

保育の教科書などでも 最近はよく紹介されています。

 

 

 

PLAN(計画)

 

DO(実行)

 

CHECK(チェック)

 

ACTION(改善)

 

 

この流れで 物事を考え、実行していくという 「流れ」です。

 

 

 

 

このPDCAサイクルは、基本的には 計画して、実行して、それを見直す流れなので

 

いろんな点で 使用されています。

 

 

 

この流れで 計画・実行していくことには 全く異論はありません。

 

 

 

先日も ある先生から

 

「私たちも PDCAサイクルで 計画し、それを実行し、振り返っているんですよ」

 

 

そう おっしゃっていました。

 

 

 

とても いいことだと 思います。

 

 

 

ただ、

 

 

この「PDCAサイクル」の捉え方には 少し 違いがあるようです。

 

 

PLAN(計画) DO(実行) CHECK(チェック) ACTION (改善)

 

 

ここは 同じようなのですが、 「回し方」が違うのです。

 

 

 

 

それは 「ガチャポン」と「風車」の違いと 同じです。

 

 

 

ガチャポン(ガチャガチャとも呼びますが)は、100円玉を入れて、回して

 

カプセルに入ったおもちゃを出す こどもたちが大好きなものです。

 

 

そして 風車は、 ご存知の風車です。

 

 

PDCAサイクルの使い方には、このくらいの違いがあるようです。

 

 

 

ガチャポンを回すのは 1回きり です。

 

 

ガチャっと回せば 1回で終わりです。

 

 

 

 

でも 風車は、 違います。

 

止まっていては、そもそも 「風車」の意味がないので、

 

吹いて 回しつづけようとします。

 

風車が 止まり始めると また 吹いて 回すのです。

 

 

 

 

「PDCA」サイクルも同じです。

 

 

 

「PDCAサイクル」は、1回きりのものではありません。

 

 

「サイクルを回すこと」 「サイクルを回し続けること」に 意味があるのです。

 

 

 

何度も何度も 回す。 回し続けることが 大事なのです。

 

 

 

「PDCAサイクル」を止まらないように 回し続けること。

 

 

計画し、実行し、振り返ることよりも

 

実は 「回し続けること」が 一番 大事なのです。(げんき)

 

 

 


 

ここ数日、かなり寒い日が続いていますね、、本当に寒いです。

そんな中、髪を 思い切り 短髪にしました。トップがツンツン立つくらい短く・・。スッキリしました!(げんき)