その241) 「何があったら可能なのか」と考える習慣を持つことです。

 

保育の場面で こどもたちに 何かを教える時。

 

保護者から 何かの相談をお受けする時。

 

 

 

 

その時に 「何を」 考えたらよいか

 

 

迷ってしまうことは ないですか?

 

 

 

「どうしたらいいんですか・・」

 

「不安になってしまうんです・・」

 

 

僕も先生方から よく ご質問を受けます。

 

 

 

 

 

 

「考える」とは

 

実は シンプルな作業 です。

 

 

 

手順も いたって 簡単なのです。

 

 

 

 

それは 

 

 

「何ができたら 可能なのか」

 

「何があったら 可能なのか」

 

 

それが 「考えなければならないもの」 なのです。

 

 

 

 

「何があったら(持っていたら)」

 

この問題は解決するのだろうか

 

 

 

その「何」を探すことが 最初のスタートです。

 

 

 

「どうやって」という方法は まだ考える必要はないのです。

 

 

ただ、単純に 

 

 

「何があれば」 できるのか

 

「何をもっていれば 」できるのか

 

 

それを考えたらよいのです。

 

 

 

もちろん その「何」というものは

 

 

「物」や「道具」かもしれません。

 

できるといった「能力」かもしれません。

 

「環境」かもしれません。

 

「機会」かもしれません。

 

 

 

まずは その「何」を 考えます。

 

 

 

 

そして  もう一つ大事なこと。

 

 

 

 

それは

 

さらに その「何」を 手に入れるには

 

 

「何が」 出来たら 可能なのか

 

「何が」 あったら 可能なのか

 

 

と もう一つ 細かくして 考えること が 大事なのです。

 

 

 

普通は

 

「何が必要なのだろう」

 

では それは どうやったら 手に入るのだろうと

 

すぐに 手段を考えてしまいます。

 

 

 

でも そこは もう一ステップ 細かくするのです。

 

「何が必要なのだろう」

 

では そのために

 

「何が必要なのだろう」

 

では それは どうやったら 手に入るのだろうと

 

考えるのです。

 

 

 

この一ステップの違いが

 

相談支援やソーシャルワークの『スキルの差』となって

 

現れてきます。

 

 

 

「どうしたらよいか」 という手段を考える前に

 

もう1ステップ 考える習慣を持つだけで

 

問題の解決のスピードは 早くなるのです。

 

 

 

あの先生は 問題解決のスピードが早いよね・・。

 

 

その「差」とは この小さな 「差」なのです。

 

 

 

 

その小さな「差」が  大きな「差」となるのです。  (げんき)

 

 


 

これは どんなことにも 通用します。

他の人より もう1ステップ多く考えてみる。 その差がきっと あなたを支えてくれます。(げんき)