その243)「褒める」とは「温める」ということです。

 

 

「褒める」とは  「持ち上げる」ことでは ありません。

 

 

「褒める」とは 「温める」ということです。

 

 

 

 

例えば  相手を持ち上げるために 褒めたとします。

 

 

歯の浮くような「ほめ言葉」を用いて 相手を褒めたとします。

 

 

一瞬、相手は 自尊心が満たされ、高揚します。

 

 

 

でも こうして 相手の温度を上げたとしても

 

すぐに 冷めてしまうのです。

 

 

瞬間的に お湯を沸かしただけの状態。

 

そのうち 冷めてしまいます。

 

 

 

そうなると  もっと もっと と

 

相手の「ほめ言葉」を求めてしまいます。

 

 

 

これは 単に お湯を沸かした状態 なのです。

 

 

 

 

「褒める」とは お湯を沸かした後に 保温してくれる

 

そんな ポットのようなもの なのです。

 

 

 

相手の温度を上げようとするのではなく

 

 

相手を包んで温める

 

 

そんな 言葉こそ  本当の 「ほめ言葉」です。

 

 

 

『いつも 丁寧に書いてくれるね、ありがとう』

 

『そうした発想ができるところは 本当に勉強になります』

 

『いつも 優しい笑顔ですね』

 

 

 

何かを見つけて 気づかせるというよりも

 

 

自分が あなたのこういうところが 好きですよ、

 

あなたのこんなところが 勉強になる。

 

 

 

そうした 「あなたから学べるもの」を 伝えてあげることで

 

人のこころは 温かくなるのです。

 

 

 

 

 

みんな 誰かの役に立ちたいと 思っています。

 

 

自分自身が どんなに小さなことでも

 

 

誰かの「お手本」となれたのなら

 

こんなに 幸せなことは ないのです。

 

 

 

 

「私は あなたから たくさん学ばせてもらっています。 ありがとう」

 

 

 

それが 最高の「ほめ言葉」なのです。 (げんき)