『答えは 相手。 ヒントは、こちら』
これが 相談支援のポイント です。
誰かの相談をお受けして、 何かのアドバイスをしなければならない、、
そんな機会は、 保育の場面だけでなく
日常生活の中でも、 きっと あるはずです。
その時に
相談を受けた側は どうしても
相手に『答え』を伝えなければならない、、、
そう 思いがちです。
でも
『答え』は こちらには ないのです。
というよりも、、
『答え』というのは そもそも 「ある」ものではないのです。
『答え』
それは 相手の中から 『生まれる』もの だからです。
相談する側は、 気づいていない場合も多いのですが、
『答え』を求めているのではないのです。
求めているのは、『ヒント』 なのです。
『ヒント』を受けて ひらめく。
自分の中にあった、気づかなかった 『答え』が見つかり、
頭の中や、こころの中に浮かんでくること。
そうやって 「生み出すもの」こそ 『答え』なのです。
支援者の仕事は、 「ヒント」をご提供すること。
これにつきます。
何か、そのまま使えそうな『答え』を探して、提供するのではないのです。
『答えを探さなければならない』
『適切な答え(回答)を相手に伝えなければならない』
そう、思ってしまうと 相談を受けた支援者の方が 焦ってしまい、
支援者にとって大切な 『気持ちの余裕』 を失ってしまいます。
相談支援とは、
『柔軟な発想』 を相手に促すプロセス なのです。
『気持ちの余裕』から生まれる『柔軟な発想』とアイデア。
そして、 その中から生まれる 答えを生み出す『ヒント』。
それが 相談支援の「核」となるもの なのです。 (げんき)
「答え」はないのです。 なぜなら 「答え」は作るものだからです。
だから「答え」は無限にあります。 だから 「答え」は必ずあるのです。(げんき)