「小さな目標」 と 「大きな目標」
「簡単な目標」 と 「難しい目標」
達成した時の 「達成感」は、どちらが 大きいでしょうか?
おそらく ほとんどの人は
「大きな目標」を達成した時。
「難しい目標」を達成した時。
そう、答えると思います。
それは きっと 誰でも そうだと思います。
「小さな目標」は あまり「達成感」が得られませんし、
周囲から 「なあーんだ、そんな程度」
そう思われてしまいそうで、、なんとなく軽くみてしまいます。
だから なるべく 周囲にも認めてもらいたいという気持ちから
「大きな目標」「難しい目標」を 目指します。
その方が、なんだか 周囲からも 「すごい」と言われますし、
自分も 何だか 「自分ってすごくない」みたいな気持ちになれます。
周囲からの「評価」、自分の「満足」から見ると
目標の「内容」が 重要になってきます。
これが 一般的です。
でも、、、
「保育」の場面、こどもたちを支援する場面は、少し違います。
その「内容」に あまり「重き」を置かないのです。
なぜか
それは 「できる」や「できた」に 重きを置くからです。
「達成すること」、「できたこと」が大事だからです。
小さなことでも いいのです。
「できたね、すごいね!」
「らくらくできたね、 じゃあ 次は少しむずかしいよーー」
「できた」を積み重ねていく。
「目標」をどんどんクリアしていく 「楽しさ」や「喜び」を感じてもらうことが
目的だからです。
「難しい目標」が達成できたから すごい!
「小さい目標」が達成できたくらいでは すごくない、、、
では ないからです。
「目標」は その内容の大きさではなく、 「達成する」ことが大事なのです。
「できる、できる」という リズムが 次へと 導いてくれるのです。
実は、、
保護者の相談支援の場面も 同じなのです。
保護者から相談を受けて
「お母さん、まずは これをやってみては どう?」
そうやって、目標を提案すると、
「先生、そんな簡単なことでも いいの??」
そう 言われることもあります。
そんな時、
「あっ そうか、、もっと難しい方がいいかな・・」、そう迷わずに
「リズム、リズム!!」と
「できる」リズム、「できた」リズムを 大事にしましょう。
小さな小さな 積み重ね
やっぱり そこが 大事なのです。(げんき)
「できた」という感覚が、 保護者支援には必要なのです。
「どうしたらいいのでしょうか・」という相談の根底にある思いは「できない」なのです。(げんき)