その273) 「大丈夫」という感覚は実はあまり当てにならない。

 

 

人は、「大丈夫?」と聞かれると

 

無意識に 「うん。大丈夫」と言ってしまいます。

 

 

 

もちろん、「いや、大丈夫じゃないの、それが・・」と言える人もいます。

 

それは それで素晴らしいことです。

 

 

でも ほとんどの人は、 無意識のうちに「大丈夫」と言ってしまいます。

 

 

 

 

「大丈夫」 と 「大丈夫じゃない」

 

 

これは 次第に ゆっくりと そうなっていく・・・のではないのです。

 

 

 

突然 「大丈夫じゃなくなる」のです。

 

 

 

 

昨日まで 大丈夫でも、、、、

 

つい さっきまで 大丈夫でも、、、

 

 

突如として 「大丈夫じゃない」状態になるのです。

 

 

 

実は、 人は 自分が「大丈夫」かどうかということに

 

案外 気づけないものなのです。

 

 

 

 

 

保護者支援や子育て支援にとって 大事なこと

 

 

それは

 

 

「大丈夫じゃない」と言える雰囲気になっているかどうか なのです。

 

 

 

 

「もう、、だめ、、限界、、」と言えるかどうか

 

そんな雰囲気かどうか

 

 

そこに 最も 気を使わなければならないのです。

 

 

 

 

もう 苦しくて たまらないのに

 

「いえ、大丈夫です・・」と言わなければならないことほど

 

 

つらいものは ないのです。

 

 

 

常に そうした場になっているか どうか

 

気にかけておきましょう。

 

 

 

 

「大丈夫じゃない、、助けてください」

 

 

その思いに気づくのは 本当に難しいのです。

 

 

 

できるかぎり 相手からそれを伝えるように してもらう。

 

 

そのためには、見えない部分での心構えが大切です。

 

 

 

 

それは  こころの中に

 

「世の中には 人を助ける方法は 必ずあるのだ」という

 

自信と余裕を持つこと です。 (げんき)

 

 

 

 


 

弱音を吐くのは 生きている証拠です。

弱音を吐いては磨きを繰り返しながら 人は成長するのです。(げんき)