2人の営業マンがいます。
1人の営業マンが言いました。
「お客様、この商品は必ずお客様にお役に立ちます!ぴったりです。」
「私が自信を持って お勧めいたします。」
自信たっぷりに お客様に 商品をお勧めしています。
もう1人の営業マンが お客様に商品を勧めていますが、、、、
「この商品は こういう部分では使えると思います。 お客様の場合は
こういう使い方がいいと思います。」
「100%お客様のイメージどおりになるかは、わかりませんが、、
ただ、ある程度ご納得いただける結果は得られると思います。」
なるべく正確にその商品を説明しています。
この2人の営業マン
どちらから あなたは 商品を買いますか?
もちろん、どちらが 優秀な成績をあげているかは、
この内容だけでは わかりませんが。
お客様が「契約」するか、どうかは
すべて お客様次第となります。
結果は、もちろん お客様の自己責任となるでしょう。
相談支援やソーシャルワークは、
様々な社会資源や社会サービスを ご紹介し、つなぐことが
大きな役割となります。
その際に もっとも大切なこと。
それは
「利用者の立場に立つ」 ということです。
「このサービスは 果たして この方の本当にしあわせにつながるのか」
「本当に喜んでいただける結果になるのか」
「このサービスに問題はないのだろうか」
そのサービスを客観的にみながら
正直に 良い部分も悪い部分も お伝えし、
その中で、判断のサポートを行なうこと。
これが 相談支援を行う支援者の「役割」なのです。
実際の場面では そういうことは ないとは思いますが、、
この2人の営業マンのように
どれだけ多く売ったか (どれだけ多くつないだか) ではなく、
どれだけ お客様の立場(利用者の立場)に立てたか、
そこを つねに 振り返ることが 大切 なのです。 (げんき)
良い商品がなければ、もっともっと探さなければなりません。
良い商品がどうしてもなければ 作り出そうと考えることも大切です。(げんき)