その282) 催促するには やり方があるのです。

 

「元気先生、保護者に集金やお願いする際に、どのように伝えたらいいですか?」

 

 

 

ある保育研修の質問の中に書かれてありました。

 

 

おそらく、そうした悩みというか、経験は どの園にでもあるのではないでしょうか?

 

 

 

僕は、何かをお願いしたり、催促する場合

 

自分なりのルールを作っています。

 

 

 

 

それは

 

 

「紙には紙。口には口」

 

 

と言うルールです。

 

 

 

これは 世の中の催促の基本的なやり方を表しています。

 

 

 

 

例えば、お金を借りた場合には、督促状がきます。

 

これは 「紙には紙」のルールです。

 

 

お金の催促は、基本 「紙」で行ないます。

 

 

お金の催促を「口」で行なうと それは 「取立て」になります。

 

 

 

 

何かの返事をもらうこと。

 

 

それは 「口には口」のルールです。

 

 

相手の口から出るものを期待しているのであれば

 

口で伝えることです。

 

 

 

相手の口から出る返事を求めているのに

 

 

何かメモや手紙に書いて 「紙」で伝えようとすると

 

 

なかなか 答えは返ってきません。

 

 

遠まわしにすれば どんどん 返事は遅くなります。

 

 

その場で すぐに質問して、返事をもらうことが 大切です。

 

 

 

 

この「紙には紙。口には口」

 

 

 

現在では、 紙は メールになり、 口は 口頭や電話になります。

 

 

 

 

この場合は、メールや連絡帳で伝えた方がいいのか、

 

 

これは、電話や直接お話したほうが いいのか

 

 

それを しっかり考えることが大切です。

 

 

 

 

どうしても メールに慣れてしまうと 口で伝えるのが億劫になってしまうのです。

 

 

 

 

「紙には紙。口には口」

 

 

 

 

 

あくまでも 感情を動かさずに 淡々と行なうことが

 

催促の基本なのです。 (げんき)

 

 


 

催促は あくまでも 感情を動かさないことが 大切です。

感情を動かすと 「目には目を。歯には歯を」になってしまいます。(げんき)