その435)「心配性の人」の「心配事」は、ほとんど外れるのです。




あなたは、「心配性」 ですか?




「もし、、こんなことになったら どうしよう、、、」


「きっと、こんなことが起こるに違いない、、」


「もし、、こんな病気になってしまったら どうしよう、、」




「心配事」というのは、誰でも あまり嬉しいものでは ありません。



それが 頭から離れなくなると 本当に不安で不安で たまらなくなります。





僕の所にいらっしゃる方は、 ほとんどの方が 「心配性」の方です。


「どうしたらいいでしょうか、、心配で心配で、、」と 皆さん おっしゃいます。




でも、、ほとんど100%に近いくらいの確率で


「心配性の方」の「心配事」は起こりません。



ほとんど全部と いってもいいほど 外れるのです。






でも、、その確率が信用できないから こそ


「心配」なのです。





「心配性」の方に、 その心配事を じっくりと聞かせてください。


そう、お伝えして、じっくりと時間をかけて お話を聞いていくと


大切なことに 1つ 気づくのです。






それは


「心配事は、起こらない」と信じている  ということ です。





「心配事は起こらない」と信じている その大前提のもとに


「心配」しているのです。





実は、「心配事を相談する」とは、「心配事が起こらない」


そのことを 確信するために 行なうものです。



「起こらない確率を高める」ための こころの癖 なのです。





だからこそ、 


「絶対、そんなことないって」


「大丈夫、ならないよ」


そんな言葉を期待し、相手から受け取ることで、自分の確信を高めているのです。






一度、 


「もしかしたら こんな風になるのではないでしょうか?」 と相談されたので、



「たぶん、なると思います。いや、おそらく間違いなくなると思います。」


そう、お伝えしたことがあります。




その後、その方から 出てきた言葉は、


それが「絶対に起こらない」という根拠や証拠の数々でした。




そこで、その方に 今のやり取りの事情を説明すると、 ほっと安心されて、


それからは、 心配事はするけれど、気にならなくなったようです。





「他人」に対する不信感や不安感も 実は 同じなのです。




「きっと、あの人は こう思っている」


「絶対に こう思っているに違いない」





それも、外れている可能性の方が はるかに高いのです。(げんき)






 自分の中には、2人の占い師が存在しています。 一人は「全く当らない」占い師 です。

 そして、もう一人の占い師は、「自分が望むように答えてくれる」占い師です。(げんき)