その457) 「保育相談支援」=「保護者支援」ではないのです。

今日も、学生のみなさんからのご質問にお答えいたします。

 

 

Q6)保育相談支援って、保護者を支援することですよね?


学生のみなさんから、頂いたご質問のメールの中に、


「保育相談支援って、保護者を支援することですよね?」 という 一文がありました。




確かに、「保育相談支援」といえば、「保護者の相談をお受けして支援すること」です。



「保育相談支援」 = 「保護者支援」



これでも、、間違いではありません。




でも、より正確に書くと この「式」では 少し物足りないのです。



 

正確には、、、


「保育相談支援」 = 「保護者支援」 + 「保育者支援」



これが より正確な「式」なのです。

 

 




「保育相談支援」とは 実は、「保育者支援」も含まれているのです。






実際の相談件数から見ても、


「保護者からの相談」よりも、「保育者からの相談」の方が 圧倒的に多くなります。



だから、、、「保育者支援」も含む、、、、というわけでは ありません。







「支援」というのは、



必ず 「支援する側」も サポートする必要がある  のです。




「保護者の支援」をする「保育者の支援」も 必ず セットで準備しなければならないのです。






「保育者は、保護者を支援しなければならない」



そう、書かれているものも 多いのですが、、




本来、そうであれば  それと一緒に


「保育者も、支援しなければならない」


そう、書いてなければ 本当は バランスが取れないのです。





僕は、「保育相談支援」を行なう中で、その「バランス」を



保護者 : 保育者  =  4 : 6  に設定しています。





「保育者の支援」の方に、少しだけ エネルギーを多めに注いでいるのです。





もし、「保育者の支援」が、全くない状態で


「保育者は、保護者の支援をしなければならない」、、だとすれば、



「保育者」は壊れてしまいます。





「保育者」が壊れてしまえば、「保育相談支援」は 成立しないのです。






「保育相談支援」という言葉 から、


「保育者支援」まで イメージできるようになると 本当の姿が見えてくるのです。(げんき)






  保育者は、本当に 一生懸命 頭を使い、こころを悩ませながら、保護者支援を行っています。

  その一生懸命な姿を見ると「保育者は保護者の支援をしなければならない」という文章が、なぜか

  現実感のない、形だけの力のない言葉に見えてしまいます。(げんき)