その472)小学1年生とお話すると「要約力」が磨かれるのです。



どんな仕事や職業についたとしても 「トレーニング」は必要です。


もちろん、「トレーニング」だけでなく、「アウトプット」が必要であれば、


それに見合うだけの「インプット」も必要になります。




僕は、基本的には1日のうち 4時間を「インプット」に充てています。


その4時間は、「セラピー」に使える様々な資料や本を読んでいます。

 

「インプット」は、朝5時からスタートしています。




そして、「インプット」と同じくらい 大事にしている作業があります。



それが、「トレーニング」です。




「トレーニング」といっても 筋トレではありません。


「要約力」を磨くための「トレーニング」です。





その「トレーニング」

 

それは 「こどもたちとお話をすること」です。




年齢があまり低すぎると 少し難しくなりますが、1年生くらいのこどもたちが


もっとも勉強になります。




そこで、 こどもたちに なるべく わかるように 「難しい話」をします。



例えば 「保護者支援」だったり、「メンタルヘルス支援」だったり


自分の仕事について 説明することが やはり多いです。

 

時に「うつ病」だったり、「ストレス」だったり そうしたネガティブな話題も

 

絵本の中の「ある一場面」のようにお話しています。





もちろん、、、そのまま説明しても 伝わりません。




目の前のこどもたちが 「あー、わかった」と納得するように 理解できるように


どんどん 無駄なものを削ぎ落として話しをします。


そして、どんどん「かんたん」なことばにする練習を 定期的に行なっています。




これが 一番 自分にとって 「ためになる」トレーニング なのです。


セラピーにとって、もっとも大切なのは  「こどもにもわかる」だからです。




難しいことを 小学1年生でも わかるくらい かんたんに表現できるようになって


はじめて 「ことば」が、「セラピー」の道具に変わるのです。 



どんどん削ぎ落とす。



無駄な表現も どんどん省いていく。



最後に 15文字程度の簡単な言葉になったときに


複雑な問題を解決する「キーワード」が生まれてくるのです。




かんたんに  そして  やさしく。



日々、精進の毎日です。 (げんき)




 

 僕は、もともと この保育の世界に入る前は、「プランナー」として活動していました。

 その習慣は、いまだにまだ 残っています。(げんき)