その518)「気持ちを切り替える」とは「身体を動かす」ことです。


 


「どうしても、、気持ちの切り替えができません、、どうしたらいいのでしょうか??」




僕がお受けするご相談の中で、


この「気持ちを切り替えること」のご相談は、決して少なくありません。




嫌なことや不安なことがあった時、


「よーし、気持ちを切り替えよう」、そう思っても なかなか うまくいかないのです。





それは、なぜか?




メンタルの問題をメンタルで解決しようとすることに無理がある   からです。





メンタルの問題は、メンタルで処理するのではなく、


身体を動かすことで処理することの方が 効果的です。





「気持ちを切り替える」ためには、「身体を動かすこと」 が必要なのです。




 

僕が よくお願いしているのは、



○掃除機をかけて部屋を掃除してみる。


○棚や引き出しの中を整理してみる。


○たまった新聞を紐で結ぶ。


○洗い物をする。


○花に水をやる。


○お風呂の掃除をする。



これが、「気持ちを切り替える」際の 『処方箋』です。



 

 

 


決して、「気持ちを切り替えよう」と別の「理想的な考え」を持ってきたり、


気持ちを気持ちで打ち消そうとしても、


逆に 「ネガティブな自分」の方が強いので、さらに追い込まれてしまいます。





「気持ちを切り替える」ために 「身体を動かす」


「作業」や「行動」を見直すために、いったん「冷静に考える」




「気持ち」と「身体」を常に バランスよく使うことが 大切なのです。





「相談支援」の場で、



もし、なんらかの「気持ちの切り替え」が必要だと判断した際には、


まずは 「身体を動かしてもらう」ことです。







「ネガティブな気持ち」というのは、「こころの肩こり」のようなもの。



まずは、身体を動かすことで、「血流」をよくしてあげるのです。(げんき)






 

 「考えに詰まる」とは、「脳の詰まり」です。配水管と同じで、流れをよくしてあげることが大切です。

 そのためには、身体全体で 血流をあげることです。(げんき)