「どうしても、、気持ちの切り替えができません、、どうしたらいいのでしょうか??」
僕がお受けするご相談の中で、
この「気持ちを切り替えること」のご相談は、決して少なくありません。
嫌なことや不安なことがあった時、
「よーし、気持ちを切り替えよう」、そう思っても なかなか うまくいかないのです。
それは、なぜか?
メンタルの問題をメンタルで解決しようとすることに無理がある からです。
メンタルの問題は、メンタルで処理するのではなく、
身体を動かすことで処理することの方が 効果的です。
「気持ちを切り替える」ためには、「身体を動かすこと」 が必要なのです。
僕が よくお願いしているのは、
○掃除機をかけて部屋を掃除してみる。
○棚や引き出しの中を整理してみる。
○たまった新聞を紐で結ぶ。
○洗い物をする。
○花に水をやる。
○お風呂の掃除をする。
これが、「気持ちを切り替える」際の 『処方箋』です。
決して、「気持ちを切り替えよう」と別の「理想的な考え」を持ってきたり、
気持ちを気持ちで打ち消そうとしても、
逆に 「ネガティブな自分」の方が強いので、さらに追い込まれてしまいます。
「気持ちを切り替える」ために 「身体を動かす」
「作業」や「行動」を見直すために、いったん「冷静に考える」
「気持ち」と「身体」を常に バランスよく使うことが 大切なのです。
「相談支援」の場で、
もし、なんらかの「気持ちの切り替え」が必要だと判断した際には、
まずは 「身体を動かしてもらう」ことです。
「ネガティブな気持ち」というのは、「こころの肩こり」のようなもの。
まずは、身体を動かすことで、「血流」をよくしてあげるのです。(げんき)
「考えに詰まる」とは、「脳の詰まり」です。配水管と同じで、流れをよくしてあげることが大切です。
そのためには、身体全体で 血流をあげることです。(げんき)