その558)「人の役に立っていること」を証明するのが仕事です。

 

 

『自分がやっていることは、 人の役に立っている。』

 

 

 

これを 証明することが 僕の仕事です。

 

 

 

誤解しないでくださいね。

 

 

「自分(僕)が役に立っている」では、ありません。

 

 

「相手(あなた)が役に立っている」 ということです。

 

 

 

これを証明することが 僕の仕事なのです。

 

 

 

よく、

 

「元気先生は、相談の時や、保育者研修で どんなメッセージを伝えているのですか?」

 

 

そう質問されることがあります。

 

 

 

 

基本的には、相談であれ、研修であれ

 

 

保護者であれ、保育者であれ  同じです。

 

 

 

 

終わった後に、

 

 

「自分は、これでいいんだ。このままでいいんだ。」

 

「私も役に立っているんだ。あれで、良かったんだ。よし、またがんばろう。」

 

 

そう、思ってもらうこと。

 

 

このことを 一番 大切にしています。

 

 

 

 

『人は、自分が思っている以上に 世の中の役に立っている。』

 

 

 

このことに気づいてもらうこと。

 

 

 

そこに 力を注いでいるのです。

 

 

 

 

相談にいらっしゃる保護者も

 

保護者やこどもたちのことで悩む 保育者も 

 

 

 

実は、内側には かなり強い「ちから」を持っています。

 

 

少なくとも 「弱い人」ではないのです。

 

 

 

よく、弱音をはいたり、愚痴をこぼしたり、すぐに相談すると

 

 

「弱い人」だと思われるようですが、、、

 

 

 

実は、全く 逆です。

 

 

 

「強さ」を秘めているからこそ、 相談するし、悩むのです。

 

 

 

そもそも 目の前にいる人は、強い人なのだ。

 

 

 

それに気づいているかどうか。

 

 

そこが 「支援」という活動の一番ベースとなる部分なのです。

 

 

 

 

 

そして 大切なのは、

 

 

「相手が世の中に、そして周りの人のために役に立っている」

 

 

これを 明確に証明してあげること です。

 

 

 

そのためには、わかりやすく伝えること。

 

 

今ある状況や目の前の問題が、

 

どうなっているのかを 簡単に説明する技術 が必要になります。

 

 

 

 

 

 

相談支援の技術というのは、

 

 

「相手の価値を証明する」技術なのです。(げんき)

 

 

 

 


 

 このことを研修の中で、保育士の先生にお伝えすると、現場で こどもたちや保護者に対して

 相手の価値を証明し、強さを引き出しはじめます。それが研修の目的なのです。(げんき)