その577)「試しにやめてみる」が基本なのです。

 

 

相談支援の場では、よく支援者は、

 

「今度から こうやってみましょう。」

 

「試しに これをやってみては いかがですか?」

 

「一度 やってみましょう。」

 

 

こうした「やってみること」(行動)の提案をすることが よくあります。

 

 

 

 

問題を解決するためには、「行動すること」が不可欠なので

 

この行動を促す提案は とても大切なものです。

 

 

僕も よく提案します。

 

 

 

ただ、、、順番は 少し違うかもしれませんが。。

 

 

 

 

 

相手に対する提案

 

 

先にやらなければならないこと。

 

 

それは「試しにやめてみる」 提案です。

 

 

 

 

「試し」にやめてもらって 「反応」をみる。

 

「やめてみて問題がなければ そのまま やめる」

 

 

 

これを まず 最初に提案するのです。

 

 

 

 

 

実は、「問題を解決する有効な方法」というものは、

 

 

「新しく追加するもの」ではなく、

 

「すでにあるもの」を取り除くこと。

 

 

この方法で解決することが 最も多いのです。

 

 

 

 

そもそも 「問題」というのは

 

「原因はすでに 今 自分自身の中にある」ことの方が多いからです。

 

 

 

「新しい提案」をして、「習慣」を入れ替えてもらうこと。

 

 

これも よくある方法なのですが、

 

 

 

それよりも 先に「まず試しにこれをやめてみてください

 

そうした「提案」ができることの方が、より「問題解決」に近づくのです。

 

 

 

「わかっちゃいるけど やめられない」

 

 

だから 「相談にきた」のです。

 

 

 

「やめる決断」

 

その後押しが 実は 一番欲しいのです。(げんき)