その584)「ソーシャルワーク」ってなんですか?

 

 

学生の方からメールでご質問を頂きました。

 

「ソーシャルワークって なんですか? 何かよくわかりません。

 

僕にわかる形で 教えてもらえませんか?」

 

 

といった ご質問でしたの、 僕なりの考えで良いならとお返事しました。

 

 

 

 

 

 

人は みんな 幸せにならないと いけないですよね。

 

 

自分の好きな仕事をして、好きな場所にいったり、好きな人と好きなものを食べて

 

 

幸せな時間を過ごす。 あー、生まれてきて本当に良かった。楽しかった。

 

 

楽しい人生だった。

 

 

 

 

これは 今、この世界に生きている人 全員 共通のものです。

 

 

この人は 幸せになってもいいけど、 あの人は ダメ。

 

 

そんなことは ありえないのです。 

 

 

みんな 幸せになることは それは 生まれてきた役目 です。

 

 

 

 

ただ、そのためには、、

 

目標だったり、夢だったり、幸せな時間だったり

 

 

それを目指して 手に入れるためには、

 

「努力」をする必要があります。

 

 

 

これは 幸せになるためには 必ず必要なものです。

 

 「努力なく、幸せになること」も また ないのです。

 

 

 

もちろん、その人にあった 努力でいいのです。

 

幸せのためには、誰であっても 「努力」は必要なのです。

 

 

 

 

でも、、「努力をする」その前に

 

 

 

「明らかに条件が違うこと」 

 

 

 

そうしたことも残念ながら この世界にはあります。

 

 

 

最初から「スタートライン」が 全く違う場合があるのです。

 

 

 

「努力をして幸せになれる」

 

そのための 力だって、能力だって、思いだって あるのに

 

明らかに 最初の「スタートライン」が違う。

 

 

 

 

それは やはり不公平だし、問題があると思うんですね。

 

 

 

 

 

だから 「条件をそろえる」お手伝いをすること。

 

 

「スタートライン」が全く同じにならなくても、

 

できる限り 同じラインから 走ってもらえるように

 

 「社会」が、 その「場」まで導くこと。

 

 

 

 

そのための「条件」を整えて

 

そして「幸せになってもらうための努力をしてもらうこと」

 

「自分のための幸せの場所まで 走ってもらえるように」

 

 

 

 

それを お手伝いすることが

 

僕は、「ソーシャルワーク」であり

 

「ソーシャルワーカーの仕事」だと思っています。

 

 

 

長い長いマラソンを支えるスタッフのようなもの。

 

 

 

 

少なくとも 僕自身は、そう考えて

 

今回の人生での自分の役割は これなんだ

 

そう思って この仕事につき

 

日々 自分自身も「幸せ」に向かって進んでいます。

 

 

 

 

これが 僕が書いたお返事です。

 

 

正しいとか間違っているとかではなく、

 

僕は そう信じて この職についています。 

 

伝わるかな(げんき)