その586)「初めにストレス」「後でストレス」どちらを選ぶかなのです。

 

 

最近、事務所のパソコンが調子悪くなり、2台 新しく購入しました。

 

 

購入したのはいいのですが、、

 

 

また、「以前使っていたソフト」をダウンロードしたり、プリンターや他の設定をしたり

 

最初は、本当に面倒です。

 

 

 

何かのフォーマット。 例えば 相談記録のフォーマットや資料なども

 

最初に その形を作り上げるまでには 時間は かかります。

 

 

最初に「仕組み」を作る時間。

 

 

それは、面倒な、ストレスのかかる時間ではありますが、

 

その時間が 後で楽にしてくれます。

 

 

 

 

 

「最初のストレス」

 

 

これが 後で 物事をスムーズにしてくれるのです。

 

 

 

 

どんな仕事であっても、必ず「ストレス」はあります。

 

 

何かを進めていくためには、どうしても発生してしまうのです。

 

 

「最初にストレス」をかけて、あとで楽をするのか。

 

 

「最初は楽」にやりながら 後で「ストレス」がかかるのか。

 

 

どちらかです。

 

 

 

どちらを選ぶのかは、「人それぞれ」なのかもしれません。

 

 

 

 

 

相談支援も保育も、看護や介護に携わる人たちも

 

いわゆる「対人援助職」というお仕事の場合、

 

共通していえることがあります。

 

 

 

それは「最初にストレス」がかかった方がよい。

 

「初めにストレス」を選択した方がよい。

 

 

ということです。

 

 

 

 

「最初は、楽で。後からストレス」

 

これでは続かないのです。

 

 

 

 

「対人援助職」で大切なのは、

 

 

「人」をサポートするためには 「仕組み」が必要であることを理解して

 

まずは、その「仕組み」を作ったり、学んだり することに力を注ぐこと。

 

 

そして その「仕組み」の中で、それぞれの「個性」を活かすこと。

 

 

これが 「大切なこと」なのです。

 

 

 

 

 

「人」対「人」 というのは

 

本来、大きなストレスを生み、トラブルや摩擦が生じるのは当然なのです。

 

それは こどもであっても 大人であっても 変わりません。

 

 

 

 

「人」と「人」の間に「仕組み」があり、

 

「人」と「人」を包み込む また大きな「仕組み」がある。

 

 

そこを最初にお話しすることが 導入教育になります。

 

 

 

ここを理解しているかどうかで

 

「離職率」や「職場の満足度」は大きく変わります。

 

 

 

 

「最初のストレス」がないから、辞めてしまうのです。 (げんき)