「グループワークをうまく進めるコツは ありますか?作り方を教えてください。」
ソーシャルワーカーの方からメールでご相談がありました。
「グループワーク」
「グループ」になって「何」の意見を出し合い
最終的には「何」を導きだそうとするのか
それによって、若干 やり方は変わるかと思いますが、
「グループ」で「話し合う」
そのことについては、ある程度の「原則」が存在します。
それは 「一つに絞る」ということです。
「話し合う」というのは、「一つに絞る」ということです。
「一つに絞れない話し合い」は、「完成していない料理」のようなものです。
まだ「材料」の段階であって、「料理」ではない状態だからです。
「グループワーク」の構成のコツは、
①思いついた意見をたくさん出す。
②その中から「一つ」だけ選ぶ。
③そのために必要な「行動」をたくさん出す。
となります。
たくさんの意見 → 一つに絞る → たくさんの意見
これが、いつも僕が使う「構成」です。
もし、時間があれば、もう一つ
④その中から「一つ」だけ選ぶ という絞り込みで完成しますが、
基本は、①から③の流れになります。
この中で、一番大切なのが、
②の「一つ」だけに絞り込むこと です。
ここが、一番難しく、迷うところではありますが、
「グループワーク」の醍醐味といえば、この「絞り込み」だと思います。
最後の④という「絞り込み」ができれば
それは、さらに学びの多い、効果的な「グループワーク」になります。
「話し合った結果」が、複数で終わってしまうと
何か、モヤモヤした感じ になるので注意してください。
「グループワーク」とは「一つに絞ること」なのです。(げんき)