その607)常に「半年先」の「種」を蒔きつづけることが大切です。

 

 

 

「今」「ここ」を大切にする。

 

 

「今」の「ありのまま」の「その人」を受け止めること。

 

 

 

 

これは 「支援」にとって 大切な考え方です。

 

 

 

 

まずは 「ありのまま」を受け止めること です。

 

 

 

 

 

でも、支援者は もう一つ 受け止めないといけないもの があります。

 

 

 

 

 

 

それは 「変化」 です。

 

 

 

「変化した相手」であり、「変化した自分」 です。

 

 

 

 

 

 

「今のまま」

 

それが 自分の望む「良い状態」であれば 問題ありません。

 

 

 

 

 

でも、何らかの「改善」や「変化」を求めているのであれば

 

 

「変化した状態」を受け止めなければならないのです。

 

 

 

 

 

「今」「ここ」だけでは 何も変わらない。

 

 

このことを 受け止めなければならないのです。

 

 

 

 

 

「種」を蒔いて、「芽」が出るまでの期間。

 

 

 

「支援」という場では、「芽」が出るまでに 「半年」くらいは かかります。

 

 

 

 

 

 

「半年先」を見据えて、「種」を蒔き 育てること。

 

 

「支援者」は 常に それを意識しておく必要があるのです。

 

 

 

 

 

 

「半年先って どうなっていたいですか?」

 

 

 

これが 最初の「質問」です。

 

 

 

 

半年先に「芽」が出るように

 

 

「種」を選び、蒔いて 育てること。

 

 

「支援」と「待つ」時間は、 必ず セットです。

 

 

 

 

 

「待つこと」も「支援者の仕事」なのです。

 

 

 

 

 

 

ただ、、「待つ」というのは

 

何か 偶然のラッキーやチャンスが来るのを待ったり、

 

相手が自発的に動いてくれるのを期待して待ったり、

 

そうしたものではありません。

 

 

 

 

 

「種」から「芽」が出るのを「待つ」のです。

 

 

 

 

なんの「種」も蒔いていなければ 

 

待っても「芽」は出てこないのです。(げんき)