その645)「3か月」を支援の基準にするとうまくいくのです。

 

 

 

「元気先生、、相談があるのですが、相談をお受けしてから

 

もう2週間くらいたつのですが、、一向に 前に進まないんです。。。

 

やはり、1か月くらいは、様子を見た方がいいのでしょうか??」

 

 

 

 

ソーシャルワーカーの方から ご相談がありました。

 

 

 

 

 

皆さんに 一つ 質問したいと思います。

 

 

 

 

「相談」と「相談支援」

  

この違いは、いったい何だと思いますか?

 

 

 

 

 

 

「うーーーん。。相談と相談支援ですか、、、

 

 

相談は、相談に乗るだけですが、、相談支援は その後 支援もする??

 

ってことでいいでしょうか?」

 

 

 

おそらく、みなさんも 同じ答えではないでしょうか。

 

 

 

 

 

僕なりの答えには なりますが、、

 

 

 

「相談」には なくて、「相談支援」には あるもの。

 

 

 

それは「計画」です。

 

 

 

 

 

 

「相談」というのは、「聴くこと」に徹する「場」です。

 

そのため、事前に「計画」はありません。

 

 

 

でも、「相談支援」となると

 

「聴くこと」によって、気づいた問題を解決するために

 

「計画」や「目標」が 新たに生まれるのです。

 

 

 

 

 

この「計画」を どのくらいに設定するのか

 

 

それが、今回 ソーシャルワーカーの方から頂いた質問内容になります。

 

 

 

 

「もう2週間くらいたつのですが、、一向に 前に進まないんです。。。」

 

 

ということは、「2週間」で設定したのだと思います。

 

 

 

 

 

「2週間後」には、こんな風になって欲しい。

 

 

「2週間後」には、この状態になるために、こうしよう。

 

 

 

 

そうした「計画」があったのだと思いますが、、

 

やはり「2週間」で、 人が変わることは 少し難しいかもしれません。

 

 

 

 

 

「相談支援」は、「3カ月」を基準にすると うまくいくことが多いのです。

 

 

 

 

ここでの「うまくいく」というのは、

 

 

相談者も支援者も 「ずいぶん改善したね」「気持ちも楽になったね」

 

 

そうやって「前進」を感じることができる「期間」です。

 

 

 

 

「1か月」で設定しても、もちろん良いのですが、

 

 

 

できれば、「3か月」で設定して、それから3つに分解して

 

 

「1か月」の計画や目標を立てる方が、気持ち的に 楽になります。

 

 

 

 

 

 

「相談」で大切なのは、「傾聴力」。

 

 

「相談支援」で大切なのは、「計画力」なのです。(げんき)