保育者研修が終わった後に、保育士の先生から質問をいただきました。
「元気先生、先生は学童保育の研修もやってますよね??
幼児期の保育と学童期の保育の違いって どういう点ですか?」
「幼児期の保育」と「学童期の保育」の違いについて
ご質問をいただきました。
簡単に説明しますね、そうお伝えして ホワイトボードに以下の絵をかきました。
これが、「こどもの成長曲線」 です。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=440x10000:format=jpg/path/sa0ffa718ed32e173/image/i991fea4c65a3b370/version/1526512652/image.jpg)
まず、(青い線)と(赤い線)を見てください。
これは、保育の量と こどもの成長を表しています。
(青い線)が、保育者の努力
(赤い線)が、こどもの成長 です。
(青い線)の保育者の努力は、積み上げ式ですが、
(赤い線)のこどもの成長は、途中から 一気に アップしていきます。
今度は、こどもの成長曲線(赤い線)だけを見てください。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=440x10000:format=jpg/path/sa0ffa718ed32e173/image/id4ee8098a4a0a0b5/version/1526512732/image.jpg)
(青い〇で囲んだ部分)が、幼児期の保育です。
(緑の〇で囲んだ部分)が、学童期の保育です。
これを見てもらうとわかる通り、(緑の)学童期に こどもは一気に成長します。
「幼児期の保育」と「学童期の保育」の違いは、「この成長の大きさ」です。
ゆるやかに、しっかりと こどもの成長を支えるのが、「幼児期の保育」
急激な成長を支えて、方向性を指し示すのが、「学童期の保育」 なのです。
これが、違いになります。
ただ、、気づいて欲しい点は、「保育者の努力」(青の直線)です。
「保育者の努力」は、連続性を保つ必要があるのです。
幼児期の先生の努力が積み重なっているから、学童保育がうまくいくのです。
これが、「保育の連続性」なのです。
こうやって、ホワイトボードに書いて、解説してみました。
なんとなく、わかりますか???(げんき)