その716)「人」は「落差を作ること」で「行動できるようになる」のです。

 

 

昨日、ご相談にいらした方が、面談の中で

 

 

 

「実は、今回の件。他にも相談しに行ったのですが、、あまり合わなかったんです。

 

だって、ここを変えた方がいいというアドバイスばかりで、そんなのできません。。」

 

 

そう、お話されました。

 

 

 

 

「ここを変えた方がいい」というアドバイス

 

 

 

これは、相談支援の中では とても大切なもの です。

 

現状を変えなければ、結果は変わらない  からです。

 

 

 

 

 

その点は、他の相談機関であっても、僕のところであっても

 

考え方に そう違いはありません。

 

 

 

 

ただ、、伝え方は 異なります。

 

 

 

 

 

「マイナスからプラス」にするためには、

 

「プラスをさらにプラス」にする。

 

 

このやり方で、僕はアプローチしています。

 

 

 

 

 

「何かを変えて頂きたい」のであれば、

 

「相手の方のプラスの部分を、さらに伸ばすこと」

 

 

その方法で 話の流れを作り出しているからです。

 

 

 

 

 

 

 

1つ 大切なことを お伝えします。

 

 

 

「マイナスをプラス」に変えるのは、

 

誰かから 言われたから 変えるのではなく、

 

 

 

自分で気づいて、それが「嫌だ!!」と感じた時に

 

初めて、自ら「マイナスをプラス」に変えようという意志が生まれます。

 

 

 

 

「ここを変えてください」ではなく、

 

自分自身で、「これ嫌だ!、、、もう、これ絶対やめよう・・・」

 

そう気づいた時に、初めて 人は「本気」で行動するのです。

 

 

 

 

そうやって気付くためには、、

 

自分の中に「落差」を作る必要があります。

 

 

そのために、「プラスの部分をさらにプラスに」するのです。

 

 

 

 

 

 

「よく出来ている部分」があれば、

 

さらに、そこを良くするように アドバイスすること。

 

 

「よく出来ている部分」というのは、本人も気づき、自分でも気にいっています。

 

 

 

そこについては、積極的にアドバイスを 受け入れることができます。

 

 

 

そうして、「よく出来ている部分がさらに良くなり」

 

プラスの部分が高くなれば、なるほど、、、その「落差」は大きくなります。

 

 

「出来ていない部分」「マイナスの部分」が目立ちはじめてくるのです。

 

 

 

 

 

 

「これ嫌だ。。もう絶対やめよう。変えよう!!」

 

 

そこで初めて「改善する」方向へ 気持ちを持っていくことができます。

 

 

 

 

人が「行動する」ためには、

  

「もう、こんなの絶対嫌だ!! もう嫌! 絶対に変えてやる!」

 

 

その原動力が、「必須」なのです。

 

 

 

 

そのために、「プラスをさらにプラスにする」のです。

 

 

 

 

自分のことを 好きになれば、自ずと人は変われるのです(げんき)