その724)「他人の評価に一喜一憂しない」トレーニングが、1番最初にやること。

 

 

 

 

「メンタル・トレーニング」を行うときに、一番最初に行うプログラムがあります。

 

 

 

それは、「気持ちのぶれをなくす」トレーニング です。

 

 

 

 

気持ちが、周りの出来事や状況に影響を受けて、不安定にならないようにすること。

 

 

それが、トレーニングの目的 です。

 

 

 

 

 

 

その中でも、一番最初に 行っているのが、

 

「他人の評価に一喜一憂しない」トレーニング です。

 

 

 

 

 

 

誰でも 他人の評価というのは、気になるものです。

 

全く 気にならない人というのは、おそらくいない はずです。

 

 

 

 

 

「気になること」それ自体が 問題ではなく、

 

「気になること」によって、「気持ちが不安定になること」が 問題なのです。

 

 

 

 

 

 

それを どうやって克服していくのか

 

 

 

 

 

僕が、セラピーの一つとして やっているやり方は、

 

「他人を評価すること」 です。

 

 

 

一緒に、身近な人について「評価をする」のです。

 

 

 

 

 

基本、「身近な人」で行います。

 

それは、「全く関わりのない人」について、評価できないからです。

 

 

 

 

 

一緒に、その人の「長所」や「短所」をどんどんあげながら

 

「他者評価」していきます。

 

 

 

「良い評価」も「悪い評価」も 徹底して行います。

 

 

 

 

「思ったことや、感じたことは、どんどん正直に言ってくださいね。」

 

「遠慮なく、評価してくださいね。」

 

 

 

そうやって、「他人を評価」します。

 

ここでは、「遠慮」など必要ありません。

 

 

 

 

 

 

一通り、「他人を評価」してみると、、、

 

 

あることに 気づきます。

 

 

 

 

 

 

それは、 こちらが、どんなに評価をしても

 

「全く相手には、何の影響も与えない」という事実です。

 

 

 

 

こちらが、どんなに厳しい評価をしたとしても

 

「今、目の前にいない相手」には、もちろん、影響など与えません。

 

 

 

 

「こころ」が、影響を受けているとすれば、

 

それは他でもない「評価をしている本人」だけだ ということです。

 

 

 

 

 

 

 

 

実は、一番 最初に感じなければならない 感覚こそ、

 

この「相手には何の影響も与えていない」という感覚なのです。

 

 

 

 

 

 

この「感覚」を 1度でも 感じることができれば、

 

「他人の評価に一喜一憂しない自分」を手に入れることは、可能です。

 

 それは、お約束できます。

 

 

それほど、この感覚を体験することは重要なこと なのです。

 

 

 

 

 

1番最初に 感じなければならない感覚こそ、

 

 

この「評価は相手には何の影響も与えていない」という感覚なのです。(げんき)