その749)こどもたちの支援で一番大切なのは「場所」です。

 

 

9月は、とても研修の数が多い月でした。

 

12月までは、まだまだ かなり詰まっているので

 

体調管理には、気を付けたいと思います。

 

 

 

先月は、「こどもたちの支援」についての研修が多かったのですが、

 

 

その中で、一つ 質問を頂きました。

 

 

 

「こどもたちを支援する際に、一番 大事なポイントが、もしあれば

 

それも できるだけ 簡単でわかりやすいもの、、(笑)がありましたら

 

是非、教えてください!!」

 

 

というご質問でした。

 

 

 

 

一番、大事なポイント。

 

そして、できるだけ簡単でわかりやすいポイント。

 

 

 

 

もちろん、あります。

 

 

 

 

それは、「作業と場所を紐づけること」 です。

 

 

 

 

大切なことは、

 

 

「どこで やるのか」 そして、

 

「その場に来ると それ(作業)に集中できるかどうか」

 

 

これが、一番大切なポイント になります。

 

 

 

 

 

 

 

重要なことは、「やること」ではありません。

 

「場所」なのです。

 

 

 

 

その「場所」にくると「そのこと」に集中できるかどうか。

 

 

支援者は、常に「その点」を見ています。

 

 

 

 

もちろん、気分によって、色んなことを 

 

やりたくない日も あります。

 

これは、大人もこどもも 同じです。

 

 

 

そのこと自体は、特に問題ではありません。

 

 

 

 

「問題」なのは、

 

 

その「場所」が「集中」を妨げる状態に 変化していないかどうか です。

 

 

 

「場所」というのは、不思議な力を持っていて

 

時に「集中」を妨げる「場」に変化してしまうことが あるのです。

 

それも気づかないうちに。。

 

 

 

今までは「集中」できていたのに、

 

急に「集中」できなくなる、なんだか「落ち着かなくなる」のです。

 

 

 

そこに「あれ??」て気づき、

 

どうやったら、前のように「集中できる」だろうか

 

 

そう考えて「場所」のレイアウトを変えてみたり、

 

そもそも「場所」自体を変えてみたり、

 

 

そうした検討を行うことを、「作業と場所の紐づけ」といいます。

 

 

 

 

 

「場所」が、なんだか落ち着かず、ザワザワするようなら

 

その「場」は、「リセットする」必要があるのです。

 

 

 

 

「脳のリセット」で一番効果が高いもの。

 

それが「場所リセット」なのです。(げんき)