その756)「段取り八分、仕事二分」を常に心がけることです。

 

 

 

「段取り八分、仕事二分」

 

 

 

みなさんは、この言葉をご存知ですか?

 

 

 

「仕事」というのは、「事前の準備や段取り」が大事で、それができたなら

 

「仕事」は、もう8割 終わっているのと同じ。

 

 

そういう内容の言葉です。

 

 

 

僕は、この言葉が好きで、けっこう大事にしています。

 

 

 

 

 

例えば、今 行っている「研修業務」などは、まさに その通りで、

 

事前の下準備や段取り、構成や流れのチェックがしっかりできていれば

 

あとは、話の流れで、進めていけるので、まさに この「段取り八分、仕事二分」です。

 

 

 

 準備がすべて です。

 

 

 

 

では、「相談業務」だと どうなるのでしょうか?

 

 

 

もちろん、「相談業務」も 同じです。すべて「段取り」次第になります。

 

 

 

 

そう、お話すると よく「えーーー!」って言われることがあります。

 

 

 

「先生、だって、、相談って聞いてみてからじゃないと内容わかんないです、、

 

 

それに 事前の準備って どうやったらいいんですか??」

 

 

と質問されます。

 

 

 

もちろん、「内容」は聞いてみなければ わかりません。

 

 

 

それについては、「準備」のしようがありません。

 

 

 

 

 

 

「相談」にとっての、「段取り八分」。

 

 

それは、「こころを空にすること」 です。

 

 

「こころを静める」というよりも、「頭の中を空っぽにする」イメージです。

 

 

 

 

明日のことを考えたり、面談の後の予定を気にしたり、何を話されるのだろうかと考えたり、、

 

ではなく、

 

完全に「頭をからっぽ」にして「面談」に臨むのです。

 

 

 

 

 

 

 

「相談」にとっての、「段取り八分、仕事二分」とは、

 

「聴き八分、助言二分」 です。

 

 

 

 

 

その「助言二分」に大きな影響を与えるもの が、

 

 

この「頭を空っぽにしておくこと」なのです。

 

 

 

 

 

事前に 「こう言われたら、こう答える」と考えておくと、

 

それは「助言八分、聴き二分」になります。

 

 

 

 

そうして出た「助言」は、

 

「相手が欲しい助言」ではないのです。

 

 

 

「先生は、よくメンタル不調の方の相談を何人も立て続けにできますね、、

 

よく こころが保てますよね??」と 質問されます。

 

 

 

 

 答えは、いたって簡単です。

 

 

「頭を空っぽ」にして望んでいるからです。 (げんき)