その763) こどもたちは、「働く喜び」を知っているのです。

 

 

 

こどもたちに、「はい。お菓子どうぞ!!」 

 

そうやって、お菓子を渡してあげると 嬉しそうな顔をします。

 

 

そばに、保護者がいれば、「ありがとうって、お礼を言いなさい」

 

 保護者が こどもたちに伝えると 

 

 

みんなで 元気よく、、もしかしたら 照れながら

 

「ありがとう」って表現してくれるはずです。

 

 

 

 

 

 

 

では、同じように こどもたちに

 

 

「よーし、今から このおもちゃを全部 箱に入れますよ!」

 

 

「全部、箱に入れることができたら お菓子をあげます!」

 

 

そう伝えたとたら、、

 

 さあ、どうでしょう! 

 

 

 

 

こどもたちのキラキラした目の輝き。

 

今にも飛び出しそうな、前のめりの体勢。

 

飛び跳ねながら、一気に、おもちゃに向かって走り出します。

 

 

 

 

して、すべてのおもちゃが箱に入ると、今度は 向きを変えて

 

 

お菓子を持つ、こちらの方に 一斉に走り出してきます。

 

 

「お菓子、ちょうだーーーーーい!!!」

 

 

 

そして、お菓子をもらった時の嬉しそうな顔。 飛び跳ねて喜ぶ姿。

 

 

 

その場にいなくとも 想像できるはずです。

 

 

 

 

 

「お菓子をあげる」

 

 

これは 全く 同じ行為 です。

 

 

お菓子の中身も 全く同じ。 何も変わりはありません。

 

 

 

 

 

でも、「もらう喜び」は、 きっと!違います。

 

 

 

 

 

「はたらく」対価としての「お菓子」

 

 

だからこそ、 喜びは 倍増するのです。

 

 

 

「はたらくこと」は、

 

こどもたちにとって、「ゲーム」であり、「遊び」なのです。

 

 

 

 

こどもにとっての「仕事」

 

 

大人にとっての「仕事」

 

 

どうやら 少し違うようです。

 

 

 

 

 

本来、「仕事」というのは、こどもたちが見せてくれた

 

 

喜んで 働き。そして、喜んで 対価をもらう。

 

 

これが 本来の「仕事」の姿 です。

 

 

 

それを忘れないようにしなければなりません。

 

 

 

 

 

こどもたちと遊ぶと 本当に大切なことを学ぶことができます。

 

 

彼らこそ、我が「師匠」なのです。 (げんき)