その772)「保育相談支援」の3大ツールは、カード、画用紙、ホワイトボード。

 

 

 

僕が、相談支援の際に使っている「ツール」には、3つのものが あります。

 

 

①カード

 

②画用紙

 

③ホワイトボード

 

 

 

この3つ です。 

 

 

僕の相談室にはもちろんあるのですが、保育所にもきっと どれかは あると思います。

 

 

 

すべてを使うわけでは ありませんが、、すべてを使う時も あります。

 

使う、使わないは別にしても、必ず この3つは 近くにおいています。

 

 

 

これを「見える化」3点セットと呼んでいます。

 

 

 

ずいぶん、前に ブログでも書いたことがあるのですが、

 

 

 

①カードは、その方の悩みを一つずつ、書き出して 並べていく ツール です

 

 

自分が抱えている問題の内容と数を、一緒に確認するためのもの。

 

「これ以上は、ない」と思うまで、書いて並べる道具です。

 

 

 

②画用紙は、今の状態が どうなればよいのか

 

 

それを一緒に考えるために、「方向性」を示すために書き出す ツールです。

 

 

 

③ホワイトボードは、「考え方」を助言するための ツールです。

 

 

僕は、研修で「貼りもの」と「ホワイトボード」を使って、行っているのですが、

 

それと 全く同じ 使い方です。ここでは「貼りもの」が登場します。

 

 

一度でも研修にご参加頂いた先生方には、イメージが湧くかと思います。

 

 

 

 

この3つの「ツール」を使いながら、「相談支援」を行っています。

 

 

 

「ツール」を使うことで、

 

 

①抱えているものを「見える化」する。

 

 

②一番最初にやらなければならないことを 明確にする。

 

 

 

そして、これが一番 大事なのですが、、

 

 

③「これしかやらなくていい」 そう、感じてもらうこと。

 

 

そのために、このツールが必要になります。

 

 

 

 

「相談支援」というのは、「減らす」作業です。

 

 

 

抱えているものを 一度 降ろしてもらって、

 

それから 大事なものを選別して

 

それだけを また抱えてもらうこと です。

 

 

 

僕が、よく このブログでも書いている「断捨離」と同じ発想 なのです。

 

 

 

見えなければ、減らすことは できません。

 

 

 

口頭で話し合うだけであれば、見えているものは、おそらく 全く違うはずです。

 

 

 

 

「適切な道具」を使えば、なんでも うまくいくものです。

 

 

 

 

「職人さん」のように「道具」にこだわり、選び、使いこなす。

 

 

 

これが 相談支援のコツ なのです。げんき)