その773)「現状維持でいい」と思っている人を変えるのは、至難の業です。

 

 

 

昨日の研修会の中で、質問を頂きました。

 

「先生、今の状態を変えたいと思っていない人を変えることはできるのでしょうか?

 

もし、変えるための方法があれば、教えてください?」

 

 

という内容でした。

 

 

 

 

「今の状態は、そのままでいい」=「現状維持でよい」

 

 

 

誰でも、そうしたものを 1つや2つは 抱えています。

 

 

 

 

ありとあらゆるものを変えよう!とすると

 

脳は完全に混乱してしまいます。

 

 

 

「これが、少しでも変わるといいなあ・・」「これは、まあ これでいいか・・」

 

 

そう思うのが、 人 です。

 

 

そうした「現状維持でもいい人」を変えるのは、やはり至難の業 です。

 

ただ、、「できたら変わりたい・・」そうした思いは、きっとどこかに持っているはずです。

 

 

 

 

 

「変わりたい」と思って行動を起こすためには、3つのものが 必要です。

 

 

 

①「完成した絵」を描くことができる。

 

②プロセスが簡単である。

 

③できる自信がある。

 

 

この3つ です。

 

 

これが、あれば誰でも「行動を起こすこと」ができます。

 

 

もちろん、そこには、変わりたい「理由」があるという大前提 が必要ですが。

 

 

 

 

 

①できあがりの形や絵が想像できないものには、取り組むことができません。

 

ダイエットであれ、スポーツであれ、何であれ、頭に絵が描けなければ行動しません。

 

 

②簡単なことしか、取り組むことはできません。 難しいことはしたくないのです。

 

もし、難しいことであれば、簡単にできるレベルまで、細かくしなければ難しいのです。

 

 

③1度でもやったことがあれば、動き出せます。

 

初めてやることには、やはり抵抗があります。1度でもやったことがあれば、やれるという自信につながります。

 

 

 

この3つが「変わるための最低条件」です。

 

 

 

 

 

・「変わりたい理由」がまずあること。

 

・そして、この3つの条件が揃っていること。

 

 

 

それが整えば、誰でも「現状を変えよう」と動きだします。

 

 

 

 

実は、これが「やる気」の正体 なのです。(げんき)