その780)「迷う回数」を減らすだけで「保育のストレス」は半減できるのです。

 

 

 

最近、ある園の園長先生から ご相談があり、先生方にアンケートを取ってもらいました。

 

 

そんなに複雑な内容ではなく、答えてもらう質問は 1つだけ です。

 

 

 

 

「どうしよう?、どうしたらいいの?と迷う場面って どんな場面ですか?」

 

 

という質問です。

 

 

もちろん、こどもたちへの対応であれ、保護者への一言であれ、

 

内容は どんな内容でも構いません。

 

保育の場面、保育のお仕事中の内容であれば、なんでも OKです。

 

 

 

 

質問は、1つですが、、1枚の紙に かなりの数が書かれていました。

 

 

数にも制限は、ないので、 色々なシーンでの「迷い」が集まりました。

 

 

 

 

『なるほど、、、そうなんだ、』

 

 

そう思ってしまう回答もたくさんあり、僕自身も大変 勉強になりました。

 

 

 

で、、、、その「アンケート」の意図 なのですが、

 

 

 

 

それは、「考える下敷きを作るため」です。

 

 

 

 

「考え方」を共有することで、もう迷わなくてもよくなる。

 

自分で決めなくてもよくなる。

 

 

これを整えるため です。

 

 

 

 

 

 

例えば、今 20人 の先生がいて、

 

 

「迷ってしまう場面」を お一人が、3つずつ 書いたとします。

 

それだけで、「迷うシーン」は、60場面です。

 

 

でも、その中には、被っている回答もあるはずなので、それをまとめてみても

 

 

50場面は あります。

 

 

 

 

この50場面に、「考える型」を作り 共有し、迷う必要がなくなれば、

 

どんなことが起こるでしょうか?

 

 

 

 

 

答えは、簡単です。

 

 

 

「保育の質が上がる」のです。

 

 

 

それにプラスして、「保育者のストレスが減る」という「おまけ」もついてきます。

 

 

 

 

 

50場面あったとしても

 

 

最初の「基本の型」は、1つです。

 

 

 

まずは、1つの考え方を共有すれば、みんなが同じ方向を向きます。

 

 

そこから、最終的には 5つくらいの「型」を作り、

 

それが「考える下敷き」になるのです。

 

 

 

 

 

僕は、50くらいの場面を 5つくらいの「考える下敷き」にまとめます。

 

 

 

 

「考え方」を 5つ共有するだけで、

 

 

保育の場面でのほとんどのストレスは、なくなってしまうのです。(げんき)