その781)「アクティブ・ラーニング」を支える2つの能力を育てる

 

 

 

今、「アクティブ・ラーニング」という言葉をよく耳にする機会があるかと思います。

 

 

僕も、「アクティブ・ラーニングについて研修をお願いします」というご依頼が、

 

昨年は、かなりの数ありました。

 

 

 

「アクティブ・ラーニングを支えている2つの能力を育てる というテーマで良ければ」

 

そうお伝えして、いくつかの研修にお伺いしました。

 

 

 

 

「アクティブ・ラーニング」とは 「主体的に学ぶ姿勢」 です。

 

 

先生から一方的に教えてもらうというよりも、双方的なやり取り、

 

自らも積極的に関わる、主体的な学び、、、といったところでしょうか。。

 

 

検索してみると 詳しい解説が、山のように出てくるかと思います。

僕は、そんなに詳しくないので。。

 

 

 

 

 

僕のところでも、こどもたちに、自ら主体的に行動できるトレーニング・プログラム

 

があるのですが、、、その前に、、、というよりも、、、それよりも まず先に、

 

やっていることが あります。

 

 

 

 

 

 

それは、「愛する能力」と「楽しむ能力」を育てる関わり です。 

 

 

僕の研修の中には、「楽しむ能力を育てる魔法の言葉がけ」というのがあるのですが、

 

まず、最初に この2つの能力を しっかりと育てることが大切なのです。

 

 

 

なぜなら、この2つの能力が育っていないと「アクティブ」にはなれないからです。

 

 

 

 

 

大人になると 分かると思いますが、、

 

 

「アクティブ」な振りをすることは 意外と簡単です。

 

 

でも、、本当の自分はきっとわかっているのですが、、

 

本当に「アクティブ」に主体的になるのは、なかなか難しいものです。

 

 

 

理由は、簡単です。

 

 

 

好きでもなく、楽しくもないものには「アクティブ」になれないから です。

 

 

 

 

誰であっても、自分が大好きで、楽しいと感じるものであれば、

 

他人から何と言われようと、積極的に自ら前に どんどん進めていくはずです。

 

 

 

まず、大切なのは「愛する能力」と「楽しむ能力」をいかに育てるかです。

 

 

 

 

僕たちは、そもそも 生まれた時には、この2つの能力しか持たされていません。

 

 

神様から それしか 持たされていないのです。

 

それだけを持って、人生という大きな波の中で、たくさんの経験をし、傷つきながらも

 

たくさんの喜びと愛情を与えたり、もらったりして、一生を楽しみ、いつか 終わりが来るのです。

 

 

きっと、また その旅が 終わった時に、神様に会うのでしょうね。

 

 

きっと、そこで、評価があるのだと思います。

 

 

どんなことを成し遂げたか、という成果、貢献度

 

どれだけの富を得たか、という豊かさ

 

 

そうした「能力を使って生まれたもの」ではなく、

 

「その能力自体をいかに使うことができたか」なのだと思います。

 


 

「最初に 渡した2つの力をしっかり使えたかい?」

 

「たくさん好きになったかい、愛することができたかい?」

 

「たくさん楽しみに出会い、いろんなことを楽しめたかい?」


 

評価するのは、

 

 

 

どれだけ たくさんの人や経験を愛したり、好きになることができたか

 

どれだけ、楽しいことに出会ったり、楽しむことができたか。

 

 

きっと、その2つだけ です。

 

 

 

 

僕は、そうやって こどもたちにお話しをしています。

 

 

それが、僕が思う「アクティブ」だからです。(げんき)

 

この2冊の本が、とてもわかりやすく解説していました。イラストや図が満載で良かったです。

★ちなみに上に写り込んでいる 「ミニオン・ボブ」は、大事にしているポストイットケースです(げんき)