その792)「的確なアドバイス」でなくてもいいのです。

 

 

 

先週末の保育者研修の中で 

 

「先生、私 的確なアドバイスを保護者に出来ないんです、、、

 

アドバイスって、どんな風なものが良いですか、、是非 教えてください。」

 

 

というご質問を頂きました。

 

 

 

 

「的確なアドバイス」

 

 

 

できれば、、そうありたいものです。

 

 

ただ、、「的確であるかどうか」の判断は、すべて相手に委ねられています。

 

そのため、こちらでは「コントロール」できません。

 

 

 

実は、そこは 目指さなくてもいいのです。

 

 

 

 

「占い」と 同じなのです。

 

 

がっかりさせる「占い」というのが、あります。

 

 

もうやらない。。もう見てもらわない。。

 

そう、思ってしまう 占いです。

 

 

 

 

それは、「当たる」か「当たらない」かでは ありません。

 

 

実は、、、本人は「そこ」のところは求めていないからです。

 

 

 

 

 

 

求めているのは、

 

 

そのアドバイスが、

 

 

「勇気を与えてくれるか」「力を与えてくれるか」どうかです。

 

 

 

当たっていなくても、勇気を与えてくれ、力を与えてくれる方が 

 

気持ちを満たしてくれるのです。

 

 

 

 

 

相手の力を奪い、相手をがっかりさせて、やる気を奪ってしまう

 

これが、一番 NGな「アドバイス」です。

 

 

 

 

当たっているとか、本人にとって厳しいこととか そういうことではなく、

 

例え、厳しい助言であっても「勇気を与えてくれるもの」であれば、

 

人は、気持ちが満たされるものです。

 

 

 

 

「正しいアドバイス」というのは、「力を与えてくれるアドバイス」です。

 

 

 

 

どんなに的確で、当たっているアドバイスであっても

 

それが「力を奪うもの」であれば、がっかりしてしまうのです。(げんき)