その794)「職員間の理解」を深める「簡単な園内研修」の作り方

 

 

 

今日は、職場で簡単にできる「園内研修」の作り方をご紹介いたします。

 

この研修のテーマは、「職員間の理解を深める」です。

 

 

 

保育の現場では、様々な勤務のシフトがあり、なかなか みんな揃って

 

研修や勉強会を行う機会は、少ないと思います。

 

また業務の関係で、それほど 長い時間を作ることも 難しいのが現状です。

 

 

 

でも、、何か行わないと、、そう感じた時に、

 

それぞれの園で工夫して、実施できるように 簡単な構成 についてご紹介いたします。

 

 

 

これは、実際に 僕が行っている「園内研修」の一部になります。

 

 

 

 

 

「職員間の理解を深める」ためには、

 

 必ず「必要なもの」というのがあります。

 

 

 

 

 

 

 

それは「意外性」 です。

 

 

「新しい発見」と「新しい気づき」です。

 

 

 

 

これがなければ、相手への理解を深めることは 難しくなります。

 

 

「へーー、そうなんだ!」

 

「そんなこと、考えていたんだ!」

 

 

これがあるから、相手への「理解」が深まるのです。

 

 

 

 

 

これが、研修や勉強会を作る上で、一番ベースにある「考え方」になります。

 

 

 

この研修は、全体でもいいですし、 2、3人単位に分けてもいいです。

 

話し合える、自分の意見を発表できる「形」を作ります。

 

 

 

そこで、話し合うテーマは、 3つ です。

 

 

もちろん、順番も 決まっていますので、順番通りに実施してください。

 

 

 

 

 

その3つのテーマは、

 

 

① やりたいこと

 

② できること

 

③ やらなければならないこと

 

 

この3つについて、意見や考えを発表します。

 

 

順番は、この①から③に沿って順番通りに行います。

 

 

 

 

まずは、①やりたいこと について それぞれが自分の思いを話します。

 

 

内容は、できれば保育や仕事以外の 本当に自分が「好きなこと」「やりたいこと」を伝えます。

 

 

 

「アメリカを自転車で走ってみたい」

 

「クライミングをやってみたい」

 

「料理教室に通いたい」 など なんでも いいのです。

 

 

日頃、考えているけれど、話したこともないような 自分の夢や理想を伝えます。

 

そうやって 自分のやりたいことを 発表していくと

 

 

周囲の先生から、「へーー、そうなんだ!!」という声があがります。

 

そして、周囲の先生には、新しい気づきや発見が生まれます。

 

 

 

 

 

今度は、②できること  についての発表です。

 

 

 

これは、①のように 自分で自分の意見を発表するという形よりも

 

他の人のできることを見つけて、発表するというイメージです。

 

横の人について発表してもいいですし、全員で意見を述べてもいいです。

 

 

 

「〇〇先生は●●を、とても器用に作れるところが凄いと思います。」

 

「▲▲先生は、保護者に対しての、お話の仕方が上手だと思います。」

 

 

そんな感じで、他の先生が「できるなあ」と感じることを 発表していきます。

 

 

 

そこでは、「へーー、そうなんだ、自分では気づかなかった」という

 

 

自分自身に対しての「新しい発見」や「気づき」が見つかります。

 

 

 

 

 

そして、最後が ③やらなければならないこと です。

 

 

ここは、自分たちが 今やらなければならない 

 

保育の場でやることについて、意見を発表します。

 

 

 

 

「今、これをやらないといけないと感じています。」

 

「この点が、とても気になるので、早く対応したいと思います。」

 

 

そうした「やらなければならないこと」を それぞれが発表します。

 

 

 

もちろん、それについて、他の先生が「意見」や「アドバイス」をしても構いません。

 

 

今抱えている仕事の「不安」や「問題」について発表する時間を作ります。

 

 

 

 

以上が、おおまかな研修(勉強会)の流れになります。

 

 

 

 

 

通常の勉強会では、③のみ の場合が多いようです。

 

 

それだけを実施すると 個人個人の意見は出ますが、なかなか相手の意見を理解する

 

そんな下地は出来ていないので、意見のぶつかり合いとなり、最終的にまとまらずに、

 

結論も出ないことが多くなります。

 

 

 

これを ①から③の順番に沿って 行うと

 

 

最初に「他者に対する新しい気づき」が生まれているので、

 

 

相手の意見が、今までと「違った形」に見えてきて、

 

「相手を理解しようとする姿勢」が生まれるから、不思議です。

 

 

 

 

 

 

「職員間の理解を深める」

 

そのためには、「新しい気づき」が 必要なのです。(げんき)