その799)「スモール・ステップ」は「スモール」が大事なわけではない。

 

 

 

「スモール・ステップ」

 

 

この言葉は、よく教科書などにも載っています。

 

 

 

「スモール・ステップで行うことが、ポイントです。」

 

「スモール・ステップで行うことで、うまくいきます。」

 

 

そうした表現で紹介されています。

 

 

 

よく、「スモール・ステップ」の例えで、『マンモスのお肉』の話 がでます。

 

 

 

『大きなマンモスを 食べたいのなら、細かくして 食べればよい。

 

 

そうすると、いつか 食べきることができるだろう。』 です。

 

 

 

確かに、その通りです。

 

 

 

 

 

でも、、本当に やってみると きっとわかるのですが、、

 

 

 

「スモール・ステップ」で大事なのは、実は「スモール」ではない。

 

 

やってみると、すぐに その事に気づきます。

 

 

 

 

 

「スモール・ステップ」は、

 

「スモール」よりも「ステップ」が大事だからです。

 

 

 

 

 

「ステップ」のために「スモールにする」

 

 

すべては、「ステップ」ありき なのです。

 

 

 

 

先ほどの『マンモスのお肉』ですが、 細かく分けると確かに食べやすくなります。

 

 

でも、、本当に食べてみると、、

 

 

間違いなく 途中で 飽きます。

 

 

何か月も、何年も かかる間に、誰でも 飽きてしまうからです。

 

1日3食 食べても 到底 食べつくすことは 無理です。

 

 

ビーフジャーキーのように、スモークして おやつとして食べたり、

 

アレンジや回数も増やしても、まだまだ 無理だと思います。

 

 

 

そもそも「ステップ」に無理があるからです。

 

 

 

 

 

こどもたちのトレーニングも 実は、まったく同じです。

 

 

「ステップ」に無理があれば、続くことはありません。

 

 

 

大事なのは、「ステップ」の回数やスピード、タイミング です。

 

 

 

 

 

1日1回よりも、1日 3回の方が、3倍の速度で 身につきます。

 

飽きる前に、どんどん 進めていくのです。

 

 

 

 

 

「ステップ」を考えて、

 

初めて「スモール・サイズ」が決まります。

 

 

 

 

 

とにかく分ける。

 

 

ステップを決める。

 

 

 

その時に、絶対に忘れてはならないのが、「スピード」です。

 

 

「スピード」×「タイミング」

 

 

これが、「スモール・ステップ」の「本当のポイント」なのです。(げんき)