その801)「占い」は「悪い結果」が出たら、ラッキーと思った方が良い。

 

 

 

僕は、よく 保護者の方に

 

「占いは、悪い結果が出たら、本当は ラッキーなんですよ。

 

占いって、結果が出た瞬間から 当たらなくなるので。(笑)」

 

 

 

そう伝えています。

 

 

 

「えー、先生、、なんでですか??」

 

 

 

「悪い結果が出たんでしょ。 ということは、、、

 

悪い結果が、あなたの中から『出た』ということ。

 

だから、それはもう起こらないんです。

 

 

 

逆に、良いことや素晴らしい結果を言われそうになったら、、

 

待って!言わないで。楽しみにしてますから、と伝えた方がいいですよ。

 

 

よく、良い結果が出たのに、結局当たらなかった、、ってあるじゃないですか。

 

それは、聞いてしまったからです。」

 

 

 

 

「あっ、そうなんだ。そうですよね!!

 

 なるほど!!理由がわかり、安心しました。。」

 

 

こんな会話をよくかわします。

 

 

 

 

 

 

実は、「助言」や「アドバイス」にも同じことが言えます。

 

 

 

「このままだと、こんなことが起こりますよ!!」

 

 

「そのままにしていたら、大変なことになりますよ。。。」

 

 

 

 

 

そうした「最悪の結果」をイメージさせるアドバイスを、

 

相手へ「注意を促す」ために行うことがあります。

 

 

 

 

 

伝える側は、あくまでも「かも」です。

 

 

「起こるかも」「そうなってしまうかも」という「可能性」を示しているつもりですが、、

 

 

 

相手によっては、

 

それが、「事実」や「必ず起こる結果」と捉えてしまう場合があります。

 

 

 

受けた側は、その一言で、悩み続けたりすることもあります。

 

 

 

これは、NGアドバイス です。

 

 

 

 

先ほどの占いと同じように、

 

アドバイスや助言も『出した』時点で、

 

「その事が起こる可能性」は、かなり低くなります。

 

 

ただ、そのことを相手に上手に伝えることができるかどうか、

 

そこが「助言がうまく機能するかどうか」の分かれ道になります。

 

 

 

 

 

「悪い結果への注意を促す」のであれば、

 

「そうならないぞ!と思ってくださいね」の一言 を伝えてあげることが大切です。

 

 

 

 

人は「絶対にそうならないぞ!!」と思った瞬間から、

 

そこに「意識」をあわせます。

 

そうすることで「流れ」が変わるからです。

 

 

 

 

 

 

 

「悪い結果」や「最悪の結果」を伝えるのであれば、

 

 

必ず、、

 

 

「絶対に、そうならないぞ!」という相手を奮起させる一言 が必要になります。

 

 

 

 

 

 

「悪い結果」をイメージさせる一言だけを置いて、立ち去らないようにしましょう。(げんき)