その806)「全ての仕事」は、「問題解決」なのです。

 

 

 

よく、他の業種の方から 

 

「先生のような問題解決の仕事って、大変ですね、、私にはできないですね、、」

 

そう言われることがあります。

 

 

 

 

ほかにも、支援をされている方同士の会話の中で、

 

「問題解決はできなくてもいいよ、聴いてあげることが大事だよ。。」

 

そう耳にすることも よくあります。

 

 

 

 

 

そんなとき、 

 

「きっと、この方と僕は ご縁はなさそうだなあ・・」 いつも、そう感じてしまいます。

 

 

 

「ご縁がない」というのは、「つながらない」ということです。

 

 

 

 

 

 

「全ての仕事は、問題解決である。」

 

これが、仕事に対する基本的な考え方 だからです。

 

 

 

お医者さんもそうですし、ケーキ屋さんもパン屋さんも、ペットショップも同じです。

 

 

デザイナーもプログラマーも、先生も保育者も、、、

 

 

ありとあらゆる仕事が、「問題解決」なのです。

 

 

 

 

 

「ケーキ屋さんや、パン屋さんも 問題解決なのですか??

 

 

美味しいケーキやパンを売るのが仕事じゃないんですか??」

 

 

そんな質問が返ってきそうですが、

 

 

 

ケーキや、パンは「商品」であって、

 

それを「美味しくいただくこと」で、「心地よい満足ある時間」を生み出して、

 

 

朝の時間短縮という問題なのか、疲れを解消するのか、

 

その方のこころの中にある「問題」を解決しているのです。

 

 

 

「満足」なければ、その「商品」を手にすることはありません。

 

何かを「解決」してくれるから、また購入するのです。

 

 

 

 

 

「商品」や「サービス」を提供することが「仕事」。

 

 

それだけだど、すぐに限界がやってきます。

 

 

 

 

 

「保育をすること」が「仕事」

 

 

「相談支援をする」のが「仕事」

 

 

「ソーシャルワークをする」のが「仕事」

 

 

 

「提供する」ことが「仕事」だと、

 

いずれは、受ける側は 離れていくものです。

 

 

なぜなら「商品」も「サービス」も世の中にはいくらでも存在するからです。

 

 

 

 

 

自分が行う「支援」が、

 

 

どんな「満足」を生み出すのだろうか?

 

どんな「解決」に貢献しているのだろうか?

 

 

 

 

そう考える習慣がなければ、やっていることは「同じ」であっても

 

時間が経つと、「積み上げてきたもの」に大きな「差」が生まれます。

 

 

 

 

「何」を「提供するのか」ではなく、

 

「何」を「想うのか」が、大事なのです。(げんき)