その810)「感情」ではなく「段取り」をコントロールするのです。

 

 

先週末の保育者研修会の中で、

 

「感情をどうやってコントロールしたらよいのか」というお話をしました。

 

 

 

 

「感情をコントロールする方法」

 

 

実は、それは 簡単です。

 

 

 

それは、「感情をコントロールしないこと」 です。

 

 

 

 

感情的になっている自分

 

 

感情的になっている他の人

 

 

 

そうした場面で、自分や相手の「感情」をコントロールすることは

 

とても難しいものです。

 

 

熱いものを急速に「冷たくする」ことは、「モノ」であればできるかもしれませんが、

 

「こころ」では、なかなかそうはいかないのです。

 

 

 

 

 

 

では、どうやって「感情をコントロール」したらいいか

 

 

 

その方法は、「段取り」を変える ことです。

 

 

 

 

「段取り」や「順番」「手順」を変更すること です。

 

 

 

これが、誰もがやっている 最も効果のある方法 です。

 

 

 

 

 

 

「感情的になっている状態」から抜け出すためには、

 

「意識を他に向ける」しか方法は、ありません。

 

 

 

 

でも、、その「意識を向ける方向」によっては、「感情」が再燃し、

 

いつまでも「頭から離れない」状態が続くことがあります。

 

 

 

それは、、「意識」だけを変えようとするからです。

 

 

 

そこに、「行動」や「動き」という「身体的な活動」を加えなければ

 

「頭」だけで「意識を変える」のは、難しいのです。

 

 

 

 

イライラしているとき、思い切って 掃除をする。

 

今やっていることをやめて、他のことをする。

 

気分を変えるために、コンビニにコーヒーを買いに行く。

 

 

 

こうしたことは、誰でもやっているはずです。

 

 

 

 

「思い切って」行動をはじめる。

 

 

 

 

だから「思い」が切れるのです。(げんき)