その822)「問題を解決する」ための『考える手順』

 

 

「なかなか この問題。解決しないんですよ、、」

 

「そもそも、これは解決 無理なんじゃないかと思います。」

 

 

そうした悩みを抱えている園や組織は、たくさんあるかと思います。

 

 

 

「問題」の内容

 

 

それは、様々です。 こどもたちのこと。保護者のこと。園内の人間関係。

 

その他にも 探せば 「問題」となるような内容は たくさん見つかります。

 

 

 

「そうした「解決しない問題」を相談されたら どうやって対応されますか?」

 

よく質問されます。

 

 

 

 

 

「問題」を解決しようとは、最初の段階では考えない。

 

まずは「問題」を「整理すること」。これが1番最初にやること です。

 

 

 

 

「整理」の手順は、この3つ。いたってシンプルです。 

 

 

 

①この「問題」とは、いったい「何の問題」なのか

 

②この「問題」を解決するためには、いったい「何」をすべきなのか

 

③具体的に、「いつ」「どんなこと」をしたらよいのか

 

 

 

この3つを考えること です。

 

 

① は、「問題の本質」です。

 

そもそも、この「問題」とは、いったい何なのか? 何が問題なのか?

 

そこを考えることです。

 

 

「保護者の養育放棄」が問題だと考えていたものが、実は よくよく考えると

 

「保護者の仕事上でのトラブル」だったり、そうしたことは よくあります。

 

 

ぱっと見で、「これが問題だ」と思ったものは、

 

だいたい、後になると外れていることが 実は 多いのです。

 

 

最初の①を間違えれば、当然 「解決」につながることは まずありません。

 

「行先」を間違えれば「ゴール」は間違いなく、違う場所になるから です。

 

 

 

② 「課題」をみつける。「課題」に気づく。

 

 

「具体的な対応策が大事だ」 支援者は、誰でも みんなそう思います。

 

それを焦りすぎると、「問題」から「具体的な解決策」にすぐに向かってしまいます。

 

 

「問題」から、「じゃあこれをこうした方がいい」という具体的な解決策につなげるのです。

 

 

それで、「問題」が解決することもあります。 シンプルな問題なら です。

 

 

複雑な「問題」を解決するのであれば、ここで1ステップが必要です。

 

 

 

それが「課題」です。

 

 

この「問題」を解決するためには「どんな状態」になっている必要があるだろうか

 

この「問題」を解決するためには「何を」するべきだろうか

 

 

という 具体的なものが決まっていないもの。

 

 

それが「課題」です。

 

 

 

「こういう生活状況になっていないといけない」

 

「気持ちがこういう状態になっていないといけない」

 

「これだけは、できるようになっておかないといけない」

 

「これだけは、決まっておかないといけない」

 

 

 

そうした、「問題」の解決には不可欠な状態 を意識しておくことが大切です。

 

 

 

③ 「具体的な行動」を2つ決める。

 

 

これは、②の課題を達成するために、必要な「具体的な行動」になります。

 

そのポイントは「スケジュール化」できること です。

 

 

 

「いつ」「誰が」「何を」「どこまで」やるのか 決まっているということです。

 

「タスク」の状態です。

 

 

 

この「タスク」を2つ程度 設定することで、「整理」は完了します。

 

 

 

「やらなければならないこと」

 

「問題」を解決するまでには、たくさん 発生します。

 

 

 

それを「全部」書き出すと、まず 最初に その量に圧倒されて

 

解決へのモチベーションは下がっていきます。 「ふーー こんなにあるのか、、」という感じです。

 

ほとんどの場合、この段階で すでに気持ちが折れてしまい、

 

なんとなくスタートしたけれど、解決しないまま 終わってしまう。につながってしまいます。

 

 

 

理由は、簡単です。 「タスク」を多く出しすぎなのです。

 

 

 

「タスク」というのは、「これ」が終わったら「次」があります。

 

順番に、一つずつ 解決していくものです。

 

 

 

いきなり 10個を解決しようとしても無理なのです。

 

1⇒1⇒1⇒1⇒1 とやっていくことで、途中で (1、1、1は、不要になり)

 

1⇒1⇒1⇒1⇒1⇒1⇒1(7個) で解決 につながったりするもの なのです。

 

 

1つずつ「スモールステップ」でやることが大切です。

 

 

「スモールステップ」のいいところは、そうやってやっていくと「減ること」です。

 

 

途中で、「不要なプロセス」が発生して、10個やらなければ、、と考えていても

 

7個で 解決につながったりする点です。

 

 

まず最初の「具体的な行動」は、2つ程度で OKです。

 

まずは、具体的な行動を 2つほど 進めていくのです。

 

 

 

 

これが「問題」の「整理」の流れ になります。

 

 

 

なんだ 意外と簡単なんだ。 そう思って試しにやってみてください。

 

「問題」は、きっと解決につながると思います。(げんき)