その828)「安全確保行動」の数が多くなると「恐怖」が形成されている。

 

 

8月の研修会が、8月23日でいったん終了しました。

 

そして、9月2日からまた移動が始まって、長い研修の旅にでかけます。

 

 

その前のこの1週間くらいの期間に、こどもたちとの面談が、かなり入っています。

 

 

 

ある保護者の方から

 

「最近、とても神経が過敏になっているようで、注意行動が増えているんです。」

 

という こどもの行動に関するご相談がありました。

 

 

 

こどもたちだけでなく、大人もそうですが、

 

 

何か「恐怖」を感じること。

 

 

こころの中に「恐怖」が生まれる前には、

 

それを避けるために「安全確保行動」が増えます。

 

 

そわそわしたり、神経が過敏になったり、注意行動が増えるのも 同じです。

 

 

「安全確保行動」が増える=「恐怖」が形成されている。

 

 

大人もこどもも、同じように 注意行動は増えていきます。

 

 

 

もちろん、新学期が始まる時期ですから、そうした行動が増えることも

 

この時期よく見られ、

 

 

 

『これから何か変化が起こる。』

 

 

『周囲や環境や出来事の変化が起こる。』

 

 

そうした漠然とした、あいまいな状況になれば 不安になったり怖くなるのも当然です。

 

 

 

そんな時に、注意しなければならないことは、

 

 

こどもたちに接している「保護者」の方や面談している「僕自身」も

 

「不安」のトリガーとなっていないかどうか です。

 

 

 

 

「面談」の前には、必ず「リセット」する時間を作り、

 

『いつも通りの自分』なのかを、常に確認しています。 (げんき)