僕のところでは、「親子ケア」が基本となっています。
「親子ケア」というのは、その名の通り、「親と子のケア」です。
「家族療法」とも言われるものです。
「家族」というのを、1つのシステムと捉える「システムズアプローチ」という技法を使って家族に加わり、
「関係調整」を行います。
また、時には、その「家族」を超えた人間関係(遠くにいる親せき、友人、会社関係など)の調整を行う「環境調整」も行います。
そして、保護者へのサポートのベースは、「認知行動療法」を行い、
一緒に今、見えていること、思っていることに 新しい意味付けを行っています。
詳しくではないですが、どういうものかを書けば、こうした内容を行っています。
僕は、保護者支援の研修のご依頼と同じくらいの数で
「気になる子の支援」「発達障がいを持つこどもたちの支援」という内容のご依頼を頂くのですが、
必ず「保護者支援」とはセットで行っています。
それは、こどもだけを支援しても、改善は難しいからです。
「親子」ともにケアをしなければ、
双方が影響しあって、改善が困難になったり、
行動が悪い方向へ向かうことも よくあることだからです。
保護者と先生が共に協力しあって、気になる子をサポートすること
これは、基本ではありますが、
保護者も同じ状況を抱えていること、保護者にも支援が必要な場合もあります。
そうなると 保護者と先生が共に、、というのはかなり難しくなります。
そこで、先生をサポートする他機関と連携するコツをお伝えすることで、
「保護者」と「こども」をサポートする。
「関係性」を調整するコツを研修の中で学んでもらっています。
「保護者支援」とは「親子ケア」
「気になる子の支援」とは「親子ケア」です。
それを実際の事例と具体的な支援方法をご紹介することで、感じてもらっています。(げんき)