その844)「親子ケア」とは「気になる子の支援」と「保護者支援」がセットになったもの

 

 

僕のところでは、「親子ケア」が基となっています。

 

 

「親子ケア」というのは、その名の通り、「親と子のケア」です。

 

 

「家族療法」とも言われるものです。

 

 

「家族」というのを、1つのシステムと捉える「システムズアプローチ」という技法を使って家族に加わり、

 

「関係調整」を行います。

 

 

また、時には、その「家族」を超えた人間関係(遠くにいる親せき、友人、会社関係など)の調整を行う「環境調整」も行います。

 

 

 

そして、保護者へのサポートのベースは、「認知行動療法」を行い、

 

一緒に今、見えていること、思っていることに 新しい意味付けを行っています。

 

 

 

詳しくではないですが、どういうものかを書けば、こうした内容を行っています。

 

 

 

 

僕は、保護者支援の研修のご依頼と同じくらいの数で

 

「気になる子の支援」「発達障がいを持つこどもたちの支援」という内容のご依頼を頂くのですが、

 

必ず「保護者支援」とはセットで行っています。

 

 

 

それは、こどもだけを支援しても、改善は難しいからです。

 

 

 

 

「親子」ともにケアをしなければ、

 

双方が影響しあって、改善が困難になったり、

 

行動が悪い方向へ向かうことも よくあることだからです。

 

 

 

保護者と先生が共に協力しあって、気になる子をサポートすること

 

 

これは、基本ではありますが、

 

 

保護者も同じ状況を抱えていること、保護者にも支援が必要な場合もあります。

 

そうなると 保護者と先生が共に、、というのはかなり難しくなります。

 

 

 

そこで、先生をサポートする他機関と連携するコツをお伝えすることで、

 

「保護者」と「こども」をサポートする。

 

 

「関係性」を調整するコツを研修の中で学んでもらっています。

 

 

 

「保護者支援」とは「親子ケア」

 

 

「気になる子の支援」とは「親子ケア」です。

 

 

 

それを実際の事例と具体的な支援方法をご紹介することで、感じてもらっています。(げんき)