その873)「それをやる理由は、これです」を伝えると「トラブル」は減る。

 

 

 

仕事をしていると、いや その他のどんな事でもそうですが、

 

「トラブル」が発生することがあります。

 

 

 

「トラブル」は、誰でも どこであっても 起こるものです。

 

 

「機械のトラブル」もあれば「人間関係のトラブル」もありますが、

 

やはり、人を悩ませるのは「人間関係のトラブル」です。

 

 

 

 

「人間関係のトラブル」の原因。

 

 

ほとんどの場合、それは「行き違い」です。

 

 

 

こちらの意図と相手の意図が違う。

 

そうした「コミュニケーションのずれ」が原因です。

 

 

 

「なんで、こうなんだ!」

 

「なに やっているんだ!」

 

 

というのが、ほとんどです。

 

 

 

なんでこんなことをするのか、理由がさっぱり わからないのです。

 

 

 

 

世の中には、「トラブル」がとても少ない人がいます。

 

 

「人間関係のトラブル」をうまく回避できる人です。

 

 

 

実は、この方には 大きな特徴があります。

 

 

それは「理由がわかりやすい」ということです。

 

 

 

 

「それをやる理由は、こういうことです。」というメッセージを、

 

無意識のうちに「相手に伝える能力」を持っているのです。

 

 

 

 

 

この荷物をここに置く理由。

 

 

先に別の子の対応をした理由。

 

 

この書類を後回しにした理由。

 

 

机の上に明日の道具を出している理由。

 

 

 

そうした「理由」が自然と相手に伝わるのです。

 

 

 

なぜ そうなのか を伝える能力があるのです。

 

 

 

 

「理由」が相手に伝わると

 

そのことに対して「別の意見」や「自分の考え」を伝えることができます。

 

「それよりも、このやり方でやってください」と相手に「理由」を伝えることができます。

 

 

 

「理由」がわかると、「トラブル」は ほとんどなくなるのです。

 

 

 

 

「理由」を後から言うと、それは「言い訳」になります。

 

そうすると、さらに「トラブル」が悪化します。

 

 

 

 

 

「理由」というのは、

 

先に伝えるか、後で伝えるかで 大きな「差」が出るのです。

 

 

 

 

 

では、どうやったら 自然に「理由」が相手に伝わるようになるのか?

 

 

 

 

それは、「素直になること」です。

 

 

 

 

わからなければ 素直に聞く。 

 

自分の感想を素直に伝える。

 

素直に感情を表現する。

 

 

それを繰り返していると、自然と 自分の行動理由が 相手に伝わるようになるのです。

 

 

 

素直になると「わかりやすく」なるのです。

 

 

 

 

「素直な人」は「トラブル」が少ない。

 

 

 

「理由」は、シンプルなのです。(げんき)